新年一発目の怪獣玩具はこれ!
フィギュアーツのバルタン星人です。一番くじのD賞でした。当てたわけではなく、PAYPAYフリマでの購入です。
個人的には一番くじという手法は嫌いだし、クリアバージョンにも殆ど興味がない。スケルトン仕様は中の可動部が透けて見えるので、より玩具っぽく見えてしまい、クリアにする必要性をそもそも感じないのです。しかも今回、トリガー・ゼット・セブン・バルタンと4体がラインナップに入っていますが、セブンには光線エフェクトがないなど、ボリュームはダウンしているわけで、正直そこまで欲しいとは思いませんでした。あくまで個人的意見ですよ。
ただ、そんな中で、このバルタンだけは押さえておきたかったんです。そもそもバルタンには交換手首もないのでオリジナルとそれほど乖離したボリューム差ではないし、この青クリアーという仕様が、何より魅力的だった。僕と同じように感じた人は多かったろうし、公式もそれを見越していると思います。
裏パッケージはこんな感じ。
この中の真ん中のポーズ。
これですね!
確実に「分身」を再現させるために、このポーズを載せているでしょう。
過去にも「分身セット」的なものを販売していた気がするが、現行再現するためにはこの「クリアカラー版」が早道ですね。
ということで、このD賞バルタン星人だけを体よく入手しました。
さっそく開封して遊んでみましょう。
じゃじゃん。
奇麗ですね! 一色塗ではありますが、バルタン星人の分身のイメージカラーそのままで嬉しいです。
口元や頭部の銀、目の金など、部分部分のアクセントも効いています。
腕を下ろすと、非常にプロポーションがよろしい。
本当に美しい造形と彩色です。
斜めから。
両腕のハサミ部分も色違って、こちらはスケルトンではないんですね。
基本的な構造は、オリジナルと一緒です。
ただ個体差かもしれませんが、僕の持っているオリジナルのバルタン星人は足首の可動がイマイチで、そこいくと今回のクリアカラー版は非常に良く動きます。本来の可動域は、こっちなのかもしれませんね。
後。
青一色(笑)
まあ、そうなるよね。
顔のアップ。
頭部のハサミの縁取り線、目の縁、口吻部が銀、瞳が金。
しっかり塗分けられていてムラがない。
斜めから見ると、目の美しさが際立ちますね。
金属的な輝きを帯びていて、これが青のクリアーに非常に映えます。
さて、クリアカラー版特有の可動部が透けて見える問題ですが――
フラッシュでも焚かない限り気になりません。
青が深いと、目立たないもんですね。
さて、可動ですがオリジナルに準じて非常に良く動きます。
ハサミの開閉・保持も実に滑らか。
大ぶりなアクションでも自立できるだけの広い足が特徴です。
あるいは、ぬっと立ち上がるようなポーズも。
この色だと、こういう「静」のポーズの方が不気味さが引き立てられて良いかもしれませんね。
オリジナルとの比較。
色の関係か、クリアカラー版の方が痩せて見えます。規格は同じだと思うのですが……。
ということで、やってみたかった分身シーン。
さすがに二体じゃピンと来ないかもしれませんが、こんな感じでしたよね。
せっかくなので、いろいろと組み合わせて遊んでみることにした。
真骨彫ウルトラマン。
バルタン星人×2。
Zゲージ他のストラクチャー。
まずは劇中でも印象的だった脱皮シーン。
核ミサイル禿鷹を食らっても、脱皮することで復活を遂げるバルタン星人。
多彩な能力をいくつも持ち合わせた、非常に強力な敵でしたね。
ちょっと色を変えて、よりそれっぽくしてみた。
ウルトラマンとの対決。
分身を駆使してウルトラマンを翻弄し、背後を取ろうとするバルタン星人。
分身にはスペシウム光線も効果がない。
その隙に本体が背後から忍び寄る――!
ウルトラマンとバルタン星人の戦いは、劇場版? か何かで少し足されましたよね。
真骨彫もバルタン2体も、どちらも渋いので、組み合わせるのが楽しいです。
八つ裂き光輪も通過してしまう! などなど。
分身ならではの戦いを再現できる。
あと、手前味噌ですがこの角度からのウルトラマンーー
カッコよすぎる。
ここに来て真骨彫に惚れ直すことになりました。
それもこれも、今回クリアカラー版でバルタン星人が登場してくれたからですね。
前述のとおり、僕はクリアカラー版に何ら需要を見出さないタイプの人間ですが、このクリアカラー版バルタンは劇中の再現に欠かせないということで、すごく欲しいアイテムの一つでした。 1番くじ手を出すか迷ったんですが、そもそもこの手法が嫌いなので、フリマサイト漁りでゲット。 結果的に、オリジナルとそう値が変わらない価格まで下げての購入ができたので、個人的には満足しています。
ということで、怪獣玩具を今年も続々紹介していきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします。