Figure-rise Standard ウルトラマントリガー マルチタイプ | 怪獣玩具に魅せられて

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BANDAIのプラモに、ようやく「ウルトラマン」が参戦してくれました!

メカメカしい「ULTRAMAN」のモデルキットは定期的に出ていたんですが、本家ウルトラマンはこれが初。トップバッターが、トリガーですね。

 

 

 

次回はゼロです。

 

 

ULTRAMANのプラモシリーズは興味なかったんですが、本家トラマンとなると話は別!!

amaで予約した分が、この前届きました。が、普通に売っているので、予約の必要はなかったですね。

まあ、ゼロも予約してるんですけどね!!

パッケージが豪華。底面以外の5面に、これでもかと情報量が詰め込まれている。

 

このトリガー、カッコいいな!!

サークルアームズって取り回しが難しい武器だと思うのですが、それをここまでカッコよく決めているのが素晴らしい! こいつは、期待できそうです。

 

 

インストラクション(説明書)。

ランナーはA~Dまであって、色ごとに明確に分けられている。それぞれのアルファベットにー1とー2があるから、8つのランナーの中からパーツを切り分けていきます。

ー1は右側、ー2は左側というように明確に分けられているわけでもないようで、けっこう戸惑いました。

接着剤不要のスナップフィット方式で、すすっとハマる感触が気持ち良いです。

 

ということで、完成品。

まだゲートの切り離し跡が残っている状態。取り急ぎの素組での紹介です。

今後、時間があれば表面処理をするかもしれません。

スタイル抜群。非常に均整の取れたフォルムで、トリガーの美しさが表れています。

 

斜めから。

可動部から何から何まで、全部自分で組み立てていく。そうして出来上がったモノには、他の何にも代えられない愛着が出てくるものですね。

組み立て自体は、パーツ数は多いからやや手間なところはありますが、非常に簡単です。5歳の息子と一緒に、時間をかけて楽しく作りました。

 

彩色、というよりパーツごとに色が違う。非常に細かい塗分け部分も、A~D(クリア・赤・銀・紫)のパーツを細かく組み合わせることによって再現。これは見事。パーツそのものに塗分けがあるわけではないので、彩色のムラも起こりません。

どうしてもパーツ分割できないところの塗分けは、ステッカーにしているところもありますけどね。

 

背中。

金が美しいですね。

 

 

アーツとの比較。

プラモ版の方が、少し大きいのと、スタイルが良い(笑)

トリガーのアーツは、比べてみるとちょっと太っちょなんですね。ただ個人的に、トリガーのアーツはウルトラアーツ全体の中でも非常に完成度が高いアイテムの一つだと思っていますよ。

 

ACTとの比較。今度はACTがやや高い。

プロポーションに関しては、ACTとアーツの中間地点くらいですね。ACTほどの筋肉美があるわけではないが、スタイルはテレビに登場しているものよりも良い。=テレビに登場した姿を忠実に再現しているアーツと比べても、明らかにモデル体型。

 

胸部から頭部のアップ。

小顔ですね。英雄勇像のトリガー(初期タイプ)に比べても、相当すっきりした小顔です。

ちなみに金部分はステッカーです。これが中々貼るの大変でした。

 

卵型、真珠色の瞳も美しいですね。

銀の輝度は抑えめで、非常に渋いです。

 

小顔効果かな。トリガーって、あんまり長身痩身って感じには思っていなかったけど、

こうしてみると、ウルトラマンタロウ並みに背が高く、痩せている感じがありますね。

 

さて、可動ですが、これは楽しいですよ!

股間の可動はアーツのような二段構えとはなっていませんが、非常にぬるぬる動く可動が楽しいです。

あと、アーツ同様に胸部の回転範囲は狭いですね。

 

基本の構え。

手足の長さがACT並みに長いので、ダイナミックなポージングに秀でていますね。

 

交換手首はグー握り、開き手、手刀、武器持ち手など、バリエーション豊富。

この開き手が、中々良い仕事をしています。
 
 
基本の格闘ポーズは、腕の長さが良い感じに活きます。
 
足もここまで上がるし、
微調整が大変でしたが、ちゃんと自立しています。
 
膝立ちはこうなりました。
足の長さを少々持て余している感はありますが、カッコいいですね。
 
 
武器として、サークルアームズが付属。
アーツではトリガーダークとスカイタイプに、それぞれの形態で付いてきましたが、プラモでは端からマルチタイプに付属。嬉しいですね。
 
このサークルアームズが、なかなか楽しいんですよ。
 
 
 
しかもこのサークルアームズ、刃の取り付け位置が複数あって、
シザーにもなるし、
 
アローにもなる。
開き手はアローを発射する時にも使えます。
 
 
ぐっと足を開いて、力強くアロー発射。
トリガーの高級感あるデザインと相俟って、ギリシャかどこかの射手のようにも見えてきます。
 
さらにもう一つ、
しゅっ。
さっ。
ぴきーん!!
この胸の前クロスはアーツよりもやりやすい。
 
ごごごごごごごご
 
 
しゅばっ。
 
ゼペリオン光線!
 
交換手首をやや浅めにはめて、その狭間に光線エフェクトを差し込む。
もう少し長さがあったら! と思うのですが、マルチタイプでデフォルトで付属するのは素直に嬉しいですね。
アーツだと、カルミラを買うまで付いてこないので。
 
L字も簡単に組めます。
肩の引き出しパーツが本当に良く動くんです。それによって、思い思いのポージングが実現できる。
 
 
せっかくなので、同じ体高くらいのバルタンに撃たれてもらった。
飾ってよし、遊んで良しのアクションプラモ。
これが、自分の手によって作り出されたというのも、何とも言えない感慨がありますね。
 
ということで、記念すべきウルトラマンのプラモ第一弾。
ウルトラマントリガー・マルチタイプでした。
トリガーのアーツ自体はすごくクオリティが高い上に、それほど価格高定しているわけではないので、割かし簡単に手に入るんですが、こちらのプラモについても徹頭徹尾おススメです。作るのはさほど難しくないし、作った後でも遊び甲斐が最強。手首の交換もストレスがないし、全身の可動部も驚くほど滑らか、かつ保持力のあるものになっている。
 
このトリガーの売れ行き次第で、今後のFigure-rise Standardで本家トラマンシリーズの継続も決まると思います。もちろんアーツも魅力的だし、唯一無二のウルトラマンアクションフィギュアだと思っていますが、それとはまた違ったコンセプトと魅力を持つ、このシリーズも見逃せない!! 家電量販店とかでは若干安くなっているようですから、お気軽に入手できるところも強みですね。今後の発展を、期待しております!