S.H.フイギュアーツ アストラ | 怪獣玩具に魅せられて

怪獣玩具に魅せられて

ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

10月29日発売のアストラ。まさかの一般店頭発売でしたね。てっきりプレバンになるかと思ったのですがーーコスモ幻獣拳の彼が後ろに控えていたからなんですかね。
大人気のレオの影に隠れ、このアストラも中々の人気ーーなのか、そもそも生産数が少ないのか。ネットショップの在庫はあまり見つかりませんね。ただ、ツブラヤストアがずっと在庫アリになっているので、定価で買えないわけじゃありません。



パッケージはこんな感じ。

写真のくすんだ感じがなんとも言えねえ。
レオの世界観はやっぱり、どこか泥臭い。

この写真に見慣れると、開封した時に、あまりにも鮮やかな赤で驚くかもしれない(笑)


じゃじゃん。

あれ? もしかして、レオよりかっこいい?



比べるもんでもないんですが、アストラはレオよりも頭部の広がりがないからか、落ち着いてる感があります。
頭がシュッとしている分、全体的に情報量が抑えめで、細部の意匠がカッチリハマっている感がある。


非常にバランスの良いスタイルです。
グローブとブーツの色が違うのは、レオと同じですね。


アストラのアクセントといえば、右足。

マグマ星人に付けられたマグマチェーン。

これは非常に強力で、ウルトラマンキングでも外すことができない。


後ろ姿。極めてシンプル。

獅子座L77星雲のウルトラマンは、みんなシンプルだったのかしら。



マグマチェーンが何気に凝っている。




カラータイマーはアストラから、銀部分まとめて交換仕様に変わりました。

ACTもタロウやダイナなど、プロテクターが邪魔で光線ポーズが組めないものに対しては、光線技専用のプロテクターが付属していました。
兄貴より親切設計(笑)です。



顔のアップ。

よくよく考えてみれば、アストラのフィギュアってあんまり持ってなかった。
ので、こんなにしげしげも眺めることもなかったわけですがーー

やだ、かっこいい。




横から見た方が、複雑な重なりがよく分かります。



兄貴との比較。
いやいや、レオはレオでカッコいいのな。

カラータイマー周りのデザインもだいぶ違っていて、面白いですね。プロテクターの穴の形も違う。



さて可動ですが、ニュージェネほどの可動域はありません。特に股関節!

それでも、1年前に出たレオから相当動かしやすくなっています。




足はここまで上がる。

た、パッケージ裏のようなところまでは持ち上がらなかった。

あれは画角の問題かもしれません。



交換手首も豊富で、色々な構えが楽しめます。

足首の自由度がもう少しあれば、なおのこと動きをつけやすかったんだが。



体幹はレオ以上に優れていて、バランスが良い。




空手特化のレオに対して、アストラはキックボクシングが得意とのこと。
ただ、アーツに関して言うと股関節の可動がイマイチなので、どうしても上半身で遊んでしまいます。


基本的な格闘スタイルがしっかり決まります。


手袋部分の色が違うのも良いアクセント。
色が色だから、ボクシンググローブのようでもあります。


L字組は苦手。プロテクターが干渉します。
これに関しては、レオより苦手。
単純な個体差かもしれませんけどね。



L77星雲のウルトラ兄弟。
似ているようで個性が際立つ。

光線エフェクトは1つ。
これはレオありきのもの。
息を合わせてーー

ウルトラダブルフラッシャー!

うちのアストラは股関節が硬くて……体がうねっていますね。


レオも両手を前で合わせるのが難しい。




光線エフェクト自体は、バラバラ感が非常によろしい。
これは、アストラ単体では映えませんねぇ。
でもレオも結構争奪激しかったんですよね。この期に再販必要だったかもしれないですよ?


あと、面白い付属品でウルトラキーが付いてくる。

実は、ウルトラキーを持つアストラは、本当のアストラではないのです。

ババルウ星人に拉致され、成り代わられたアストラなのです。
某ザラブ星人など比べ物にならないくらい、そっくりに変身している。そりゃそうだよね。なんも違いがないんだから。



ウルトラキーは、武器としても機能します。
構えるための専用手首がついてきますが、これは楽しい!!


スナイパー・アストラ。
ウルトラマンは基本的に銃を使わない。
ただ、ウルトラキーは確かに銃なんだけど、デザインが奇抜すぎるから、銃の殺伐とした感じはありませんね。魅力的なアイテムです。



アストラを庇うレオ。
レオ「待ってくれ! 話を聞いてくれ!」
懸命に説得するんだけど、ゾフィー・マン・エースに、だめだめーって首横に振られるんだよね。

あと、こん時のアストラの動きがレオを盾にする気満々で、さすがに露骨すぎて笑えます。



一般ウルトラアーツの新作はいつぶりかな。
再販を除けば、真骨彫以来かな。
ギャラファイを見越したラインナップで、予約開始時は、アストラ!? と驚きましたが、単体でも映えるウルトラマンであることを実感しました。

動かしやすさやなど、一年前のレオに比べてブラッシュアップされている部分もあるし、アクションフィギュアとして見た場合はアストラの方が魅力的かもしれません。まぁ、僕の引いたレオの個体に不満点が多いだけかも知れませんが。

基本的にシンプルなデザインで、干渉する造形も少ないので、格闘戦がバッチリ決まるウルトラマンですね。アストラ単体での戦闘はほとんどないので、ゴルザやゴモラなど、怪獣アーツとも組ませて遊んでみたいところです。