劇中のセブンを忠実に再現――と言いたいところですが、上半身のボリュームに比して下半身がほっそりしすぎな感もありますね。下半身がっちり体型はエースが筆頭と思われがちですが、実はセブンもそれなりに下半身逞しかったりする。特にセブンは情報量が胸元から上にあるので、ある程度のボリュームがないと下半身が貧弱に見えてしまいますね。難しいところです。
横から見た図。
スーツに皺があるなど、「らしさ」がばっちり。色合いもくすんだ赤が、とてもカッコいいです。
数々の死闘を潜り抜けてきた、百戦錬磨の風格がありますね。
このアングルからのセブン、非常に渋くて好きです。
この角度からだと下半身も気にならないですね。
ブローブやブーツの造形が細かいのも、安心安定のアーツという感じですね。
背面。
プロテクターの「後付け感」もすごく好き(笑)
背びれ部分がいかにもファスナーな歪み方をしているなどなど、ここまで細部に「ハンドメイド感」を打ち出しているアーツも珍しいのではなかろうか。
顔のアップ。
黒目の部分を中心に、ちょっと黒ずみがあるのが勿体ない。
セブンの顔って、シンプルそうでいてけっこう難しいんですよね。目の角度や幅一つ違うだけで、ぜんぜん印象が変わってしまう。
横から見ると、これまた渋くて良い。
このセブンのアーツは、横顔美人かもしれませんね。
ACTと比較。
ACTの方が、エッジがバキーッと決まっていて、若々しい感じがある。
老練な感じを漂わせているのは、アーツのセブン。
さて、アクションですが、初期のアーツ規格かな。
関節は渋くて保持力高いですが、可動範囲は今一つ。
ただでさえセブンは、プロテクターが干渉して腕があまり上がらないのです。
基本的な格闘スタイルはちゃんと決まる。
ただし下半身の貧弱さが少々目立ちます。この写真は、余分な部分を切ってますけどね。
こうして見ると、少し頭でっかち。
でもカッコ良いから許しちゃう。
膝立ちも決まります。
交換手首はそれなりに豊富で、セブン特有の二本指パターンもある。
ウルトラ念力発動中のセブン。
これをおでこに持っていくと、
エメリウム光線!
光線エフェクトは交換手首についているので、
セブンのもう1つのポーズではエメリウム光線を撃つことができません。
Zのアルファエッジ同様に、交換頭部で作ってくれないかなあ。
腕のL字組は、すごくやりやすかったです。