S.H.フィギュアーツ シン・ウルトラマン ゾーフィ | 怪獣玩具に魅せられて

怪獣玩具に魅せられて

ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

映画公開後、弾丸的に予約開始され、映画公開期間中に発売された、『シン・ウルトラマン』の真打ゾーフィ。
運よく予約できていた分が、今日届きました。

シンウルのパッケージはカッコいい。

6月18日に梅田のウルトラマンショップに行きましたが、けっこうな数が並んでいましたよ。amazonでも今日、10時間くらい定価で売られていたんじゃないかな。

 

 

裏側に、ゾーフィさんがいらっしゃいます。

まったくアクション写真がないというね(笑)

劇中でも、基本素立でしたから。アクションは自分で考えてやれってことでしょうか。

 

 

早速開封してみました。

去年発売された、シン・ウルトラマンのカラバリじゃないの? と思うなかれ。基本的な規格は共通すれども、頭部や体のラインなどは新造形です。

金色のウルトラマン。黒の引き締まった感じもあって、非常に高級感がありますね。いいなあ、このゾーフィ。

 

斜めから。

斜めにすると、トサカ部分の黒が際立つ。

首から後頭部、そこから頭頂を経て鼻先まで黒が続く。このデザインの特徴だけで、従来のウルトラマンのデザインから少し違って見えるのが不思議ですね。

 

黒が占める割合が存外に多く、シックなイメージを与えます。

特に腰回りや腕部分を覆う黒が、目を引きますね。

 

背中。

膝裏の二重ラインが美しい。

 

顔のアップ。

目が左右非対称の大きさなんですよね。

それと、トサカの黒。非常に丁寧な塗分け。

金ってだけで、全然イメージが変わるなあ(2回目)。

 

横から。金の中にクリアが映えます。

元は成田亨氏原画の『ネクスト』だそうです。顔の造形とかは全然違うんですが、カラーリングだけで、かなり雰囲気近づけていますよね。この静かなる迫力が、凄いんだ本当に。

 

 

シンウルから進化している部分として、首の傾きに自由度ができている。

これにより、前傾にしてもしっかり正面を向くようになっております。

 

顔に比して、大きめの瞳。曇りなく透き通っている感じが、逆に感情を伺わせなくて不気味ですらあります。

 

シンウルとは、瞳の形が全然違うんですよね。

シンウルは非常に見慣れたデザインの変遷で、銀に宿る陰影がストレートに美しい。

ゾーフィは「底知れなさ」をうかがわせる彩色で、金に宿る陰影にもどこか危うさがありますね。

 

さて可動ですが、シンウルに準じます。

劇中のゾーフィは動かない。アクションフィギュアで自分だけのポーズを決めるのが醍醐味ですね。

 

とりあえず、劇中に登場したゾーフィの佇まい。

最後、異空間の中でウルトラマンと対峙している時の、異様な身振り手振りは、元の「さらばウルトラマン」のゾフィーの動きと同じなんですってね。でも、このひとはゾーフィなんですってね。

 

では、より動的なアクションにシフトしていきましょう。

やや肩幅に開いて、構えさせてみます。

 

 

登場ポーズ。

ウルトラマンの対として、左手上げにしてみた。

 

 

ウルトラマンの構え。

首の機構が改善されたことで、より自然なファイティングポーズを取らせられる。
 
 
良いですねえ。カッコいいです。
 
 
スペシウム光線の構え。
 
ギャラファイでゾフィーもスペシウム撃ってましたね。
シンウルのアーツは腕が長いので、そこそこ深いところまで十字クロスができます。
 
 
あと、ゾーフィの最強技M87光線のポーズも取らせてみた。
劇中では光線を撃たなかったんですが、エフェクトの一つや二つ、つけて欲しかったなあ。
ゾーフィがダメでも、ウルトラマン用に。
特にM87光線はエフェクトがないと間抜けなんですよね。
すごい勢いでツッコミいれてるみたい。
 
 
膝立ちは少し癖あり。足が長くて、持て余している感がありますね。
そこから腰を上げて、ゆっくり立ち上がる。
 
よっこいしょ。
 
ちょっと躍動的なポーズも。
おおっ、決まってますね。
身体に角度を付けると陰影の様子も異なり、非常に印象深くなります。
 
シンウルのアーツと絡めて、こんな遊びもできる。
そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマンーー
 
ウル「あれ? 持っているベータカプセル、俺のじゃなくね?」
 
シン・ウルトラマンとは全然違った雰囲気のゾーフィ。
開封して見ると、良いところがどんどん分かってくる。すっかりお気に入りになりました。
定価で買えるうちに買っといた方が良いですよ!!
 
 
端っこのゾーフィ。
端っこにぽつねんと立っている、その佇まいが一番ウケているゾーフィさん。
 
空を見上げ、地球に魅せられた同胞(リピア)に想いを馳せる。
たぶん、活躍はこれ一回きりなんでしょう。だからこそこのアーツ版ゾーフィを使って、妄想を膨らませ、誰にも語られることのない彼の物語を紡いでいきたい気持ちにさせられるのです。