S.H.フィギュアーツ 炎魔戦士キリエロイド | 怪獣玩具に魅せられて

怪獣玩具に魅せられて

ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

ACTでは一般販売だったキリエロイド。アーツにおいてはプレバン限定商品となりました。
途中で完売することなく、最後まで予定数在庫を保っていたキリエロイド。プレバン限定のウルトラアーツはこの頃から、買いやすくなりましたね。開始30秒でなくなり、今メルカリ等に安値で叩き売られているデルタライズクローとか、何だったんだろうね……。


僕はまさかの買い忘れ組。メルカリでポイントを使い、新品同様のものを5700円で買いました。もう少し安くなるかと思いきや、買い時が難しかったですね。

まずは正面から。
黒と白。ウルトラマン同様のシンプルなカラーリングですが、造形は極めて有機的。良い意味で、ぶよっとした気持ち悪さがある。

左右非対称なのも、生物感があって良いですね。

斜めから。

角度によって印象はけっこう変わります。


黒が占める位置と、白が占める位置が違うからね。

白部分も綺麗な白というわけじゃなく、骨みたいな汚れた白。アメコミヒーローのスポーンみたいです。


背中。

正面ほどの情報量ではありませんが、かえって素体のマッシブさが分かりますね。


顔のアップ。

非常に不気味。

泣いてるように見える、不思議なデザイン。
どこか、ウルトラセブンの宇宙人の顔に見える。



左胸には赤く輝く心臓のような部位が。

生々しいなぁ。



可動は優秀です。

ACTで培ったスキルを、よりブラッシュアップした感じですね。

ただ、個体差なのか肩や左手がぽろぽろ取れるのが難点。



腕の持ち上がりも、造形に制限されてあまり上がらない。

関節が渋く、保持力にも富んでいるので、決め画は作りやすいですね。



咆哮するキリエロイド。

圧倒的異物感のあるデザイン。
人気が出るのもわかるなぁ。



ウルトラマンZ アルファエッジ風の構え。

怪獣な宇宙人で、この構えができるって良いね。
シンプルな人型のシルエットなので、ウルトラマンと同じポーズが取れる。


ぬぅぅ……と覗き込むキリエロイド。

前傾も、けっこう深いところまで行きます。



格闘戦にも秀でていますよ。

左右で手の色が違うのが、アクセントの一つになっている。


交換手首はACTよりもバリエーションが増えた。

すらりと長すぎる指が、異物感を出していて好きです。





構造上、膝立ちは不可。

これくらいまでかな、曲がるのは。




獄炎弾のエフェクト付き手首も付属。

これはACTにもありました。




パワータイプとの光流相殺。


本編では、パワータイプとは合間見えなかった。
キリエロイドのアーツはマッシブなので、力技でも引けを取らないと思いますよ。

さらには、マルチタイプとの戦闘。


相手のカラーリングによって、画面の印象がだいぶ変わるね。


カッコ良いです。
お気に入りの一枚。


舞い降りる、「神になろうとした男」ーー。
動から静へ。いろんな雰囲気を表現できる汎用性がありますね。


前傾姿勢にして、マン兄さんと同じポーズを取らせてみた。


目潰しー。
目元は泣いているようで、口元は笑っているようで……そこからいろんな印象を読み取ることができる
デザインです。




取れやすいなどの難点はあるものの、概ね満足のキリエロイド。
これはこれで嬉しいウルトラアーツですが、そろそろACTから離れた、新たな宇宙人や怪獣にシフトしていってほしい。昭和はむしろ、メトロンやキングジョー、グドン、ツインテールなど、アーツにしかないアイテムが多数出ている一方、平成はゴルザとキリエロイド。両方、ACTにあったもの。

順番的に、次はダイナの怪獣から一点とかになるのかも知れませんが、ティガにはまだまだ魅力的な怪獣・宇宙人がいるので、ぜひともアーツ化してほしいなぁと、そんな贅沢な願いを持っております。