ニュージェネの枠の中に入るのか!? シンガポールで活躍する、異色中の異色ウルトラマン、リブットのアーツがいよいよ登場。
ギャラクシーフォース
ウルトラマンリブット!
ギャラファイでほとんど主役級の活躍をして、一躍人気者になりました。
これまでにありそうでなかった、スタンダードかつ独特なデザインが魅力です。
往年のシルバー族の意匠を忠実に継承しながら、胸部・肩の複雑なラインデザインなど、これまでとはまた違った雰囲気を持つウルトラマン。
シンプルだからこその普遍性を持つマン兄さん系列デザインでも、まだまだ新しいものが生まれてくる余地があることを教えてくれます。
斜めから。
腕や足のGクリスタル。この青も美しい。
うねうねとした縁取りの模様がエキゾチックで、昭和とニュージェネとの兼ね合いが絶妙だと感じます。
左腕にはリブットブロッカー。
背中。
ここは、昭和トラマン。特にマン兄さんの意匠強め。
背中のラインや耳に、ウネウネ感があります。
顔のアップ。
マン兄さん、ジャックに近い顔ですが、輝度的には、同じアーツの中でもゾフィーが近いかな。
並べてみました。
目の大きさと丸さで個性が出てますね。
プロポーションの良さは、リブット→マン兄さん→ジャックの順です。
さて、アクションですが、これがよく動く。
こっから。
こう!
リブットの基本戦闘スタイルは、東南アジアの伝統武芸「シラット」をイメージさせるもの。腰をすえた、独特の構えが素晴らしくカッコいい。
アオリで。
合気道や太極拳等動きで言うと、コスモスがよくやってましたね。やっぱりマン兄さん系統のデザイン。マン兄さん系列は、クセの強い武芸の構えでも、しっかり合うだけの奥行きがあるということでしょうか。
足はここまで上がる。
シラットの再現のためか、股関節の可動範囲が非常に広い。この状態で自立できるのも、アーツの体幹のすごいところです。
膝立ちについても文句なし。
胴の回転がもう少しあればと思うのですが、あんまり捻ると、銀の模様替がズレてしまいますね。
光線エフェクトは、ギャラクシウムブラスター。
豪快で勢いのあるエフェクト。
光線音はマン兄さんのスペシウム光線と同じです。最新の光学技術で、より鮮明になった感じ。
発射口である右腕のトゲトゲが、かなり痛い。細いので、破損にも注意です。
L字だから、肘をしっかり合わせたほうが良かったかな。
右腕についてるリブットブロッカーは、
非常に美しい、尖った如意棒。
盾と槍ということで、やはりジャック兄さんをイメージさせます。より洗練されたデザインで、「リブット(嵐)」のような格闘の中でも、持て余している感じはありません。
攻守に秀でたバランスファイター。ギャラファイでは主役級の優遇を受けています。単体で戦っても、相当強いんですよね。
特別な装飾がない光の刃は、ニュージェネ以前に戻った感がありますね。アグルとか、メビウスのようなね。極地は、エース兄さんのエースブレード(長ドス)ですが。
格闘戦に秀でている設定なので、アーツの良いところが遺憾なく発揮されますね。腕のマッシブさ加減も良い感じ。
輝度が強めなのも良いですね。ギャラファイの、ビキーッとエッジが立った彩色とよく合います。
角度や姿勢によって宿る陰影も、非常に際立ちますね。
胸部の造形も、どことなくメカニカルに見えます。
予約戦争では即完でしたが、じゅうぶんな数、準備してくれてたみたいで良かったです。ウルトラマンショップなどでは、まだ在庫があるみたいですよ。
高膝立ちで挑発。
ということで、ウルトラマンリブットの紹介でした。
ウルトラアーツの傑作が、また出ちゃいましたね。本当に、似てねえとか目がイッてるとか言われていた初期が嘘のよう。同じ格闘重視のウルトラマン、レオやアルファエッジと比べても、アクションの決まりやすさは群を抜いています。
独特な立ち位置のキャラクターですが、「誰? このそっくりさん」とか思わずに、開封して遊んでみてほしいですね。たちまち虜です。
関節の渋さも申し分なし。
可動域、可動部、造形、彩色、共にトップクラスで無駄がない。
ウルトラアーツの傑作が、また出ちゃいましたね。本当に、似てねえとか目がイッてるとか言われていた初期が嘘のよう。同じ格闘重視のウルトラマン、レオやアルファエッジと比べても、アクションの決まりやすさは群を抜いています。
マン兄さん準拠のデザインなので、ゴモラやレッドキングなどの燻銀怪獣と絡ませても絵になるし、良いところが盛りだくさん! この一体で、とことん遊び尽くせそうです。