S.H.フィギュアーツ ウルトラマンZ デルタライズクロー | 怪獣玩具に魅せられて

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Z「肉を呑み込め!!」


Z「(エバラ)黄金の味!!」

 

ゼロ「違ぇだろぉぉ!」

Z「まぱー!!! すいません調子乗りましたぁぁ!!」

 
改めまして――
闇を呑み込め! 黄金の嵐!!

ウルトラマンZ デルタライズクロー。

まさかのベータスマッシュを差し置いての、アーツ化。最終戦でも活躍した、とにかくド派手トゲトゲフォームです。

 

 プレバン限定で、16:00即完という恐ろしい速さでしたね。二次は抽選になっちゃったし。ただ、メルカリやPayPayフリマなんかで、15%クーポンを使えば定価より安く買えたりもする。最近のウルトラアーツ転売事情は、よく分からないものになってきました。




とにかく開封してみましょう。

まずは素立で正面から。

 神々しいーー。

赤、青、銀、そして金。お手本なしじゃ(あっても)絵に描けないバランスとディテールですね。



斜めから。

 ボディの彫りが深く、陰影がバッキバキになるのも良い。銀が、これまでにない渋〜い輝きを放っています。



手甲や膝甲、尖めの肩パッドなど、とにかく情報が多い。

ニュージェネのウルトラマンの劇場版でお披露目する形態はド派手路線が多いと相場が決まっていますが、このデルタライズクローは劇中で、しかも終盤かなりの頻度で登場していました。それでいて、ニュージェネのフォームの中でも、相当に派手なデザインですね。



後ろ。

青が印象的な使われ方をしているので、ジードのマグニフィセントを思い出したりもします。実際見比べてみると全然違いますが。 



顔のアップ。

金部分の塗り分けがやばいな。

頭部が凄いですね。ビームランプ、いくつあるねん。

銀の輝度が強く、肩周りの青が顎の辺りに反射しています。 



一応、ゼロビヨンドに近い意匠ではあるんですね。

従って目つきも、他のフォームに比べると尖り気味。まぁ、何せウルトラフュージョンの中身が、ゼロ・ベリアル・ジードだからな。往年のマン兄さん型、セブン兄さん型のどちらにも当てはまらない奴らの大集合だからな。

 胴回りの、あなたはギーガーデザインですか? と聞きたくなるようなメタリックかつ骨リックな造形も見事ですね。ここは、ベリアル・アトロシアスをヒロイックに表現した部分でしょうか。


金色の尖った肩パッドは、腕とは別に動きます。

ここの自由度が高いのは嬉しいですね。 




さて、アクションですが、これだけごちゃごちゃしてるというのに、信じられないくらい自由度が高い可動です。

 そしてまた、金や銀が映える映える。



さすがに造形が多いので、着ぐるみらしさの表現は殆どありません。が、気にならないレベルで細部のクオリティが高いです。

 

交換手首も充実しているので、基本アクションが決まる決まる。関節の渋さはちょうど良い感じですね。

 本当に、Zのアーツは気合入ってんな。


足はここまで。しっかり自立します。

 


しっかし、本当に派手な造形だな。

 ウルトラマンというより、どこぞの聖闘士さんに見えてくる。

太腿部分の彫りがいくぶん干渉し気味で、膝立ちは少し苦手かも。
 

かっこいいなぁ。
 個人的には、ゴテゴテウルトラマンより、シンプルな方が好きではあるんですが、ゴテゴテビカビカには、ゴテゴテビカビカの良さがあるんですねぇ。


十字クロスは、少し苦手。
 ゼスティウムの構えも辛うじてといった印象ですが、

 オリジナルについてきた光線エフェクトは付けることができます。なかなか派手でよろしい。
顔の銀部分に、光線の青味がかかっているのがリアルな質感で良いですね。


劇中では、このあと登場する某アロクさん頼みの攻撃が多く、劇中での使用は少なかったですね。それも一回は、次元崩壊を食い止めるために発射していました。
 


オプションパーツとしては、アルファエッジ用のアルファチェインブレードエフェクトも付属。
 第一回のゲネガーグ戦で当たり前のように使った時は、カッコ良すぎて色んな汁が出ました(オイ)。


このデルタライズクロー、本体だけでなく付属品も豪華で、
 ベリアロクさんも付いてくる。
小さいながら2ヶ所のトリガーまでしっかり再現&彩色。良い仕事してますねぇ。


デルタライズクロー単体でもカッコいいですが、こいつを持たせることでグンと良くなります。
 ベリアロクの長さもちょうど良いんですよね。

ズバっっ!
 ベリアロクの取り回しがし易く、ダイナミックなアクションができます。


振りかぶり。
 この後、横薙ぎに一閃ーー!


ベリアルヘッドを上に。
 デスティウムファング!!

 少しだけなら口も開きます。
デルタライズクローは付属品のクオリティも高いですね。お値段相応の満足感です。


下段の構え。
 煌々としたデルタライズクローと、黒と紫でシックにまとめたベリアロク。色の対比が見事。

膝立ちは難しいですが、これはやりたいですよね。
Z「このー! 速やかに抜けやがりなさいよぅ!」


戦い方が悪くて、ベリアロクさんに怒られるの図
 ベリ「なっ? 俺様を使うんなら、そんなんじゃダメだよな?」
Z「はい……すみませんでございます」

かっこいい最強フォームのはずがネタに走らせやすいのは、Zのキャラクターが故なんでしょうか。



Z「気を取り直して、ヒーローっぽいアオリで!」
 通常盤なのに重塗装版感のある彩色も素晴らしいです。ここまで細かいのに、ムラがほとんどないってのも見事。やっぱり、Zのアーツはやたらと気合入ってんなぁ。


究極の闇、そして光が結ぶ二つの宿命ーー。
全てが一つになった時現れる、黄金の輝きーー!
やっぱりZのウルトラアーツ好きです。それぞれのデザインも秀逸だし、可動・造形共に申し分ないし、付属品も豊富で遊びごたえがある。カッコよくもなるし、ネタにもできるZのキャラクターもすっごく良いですよね。

気になるのは、3月公開の『ウルトラマントリガー エピソードZ』。劇場版で新フォームを登場させることが通例となっている感のあるウルトラ劇場版。Zの新フォームは出るのか!? いや、サイドキック的扱い(?)だから出ないのか? そうでなくても、ベータスマッシュさんの登場もやってくる。今年もまだまだ、Zから目を離せませんね!