昭和ウルトラマンのC.O.R.Eはこれでラストかな?? ウルトラマン先生こと、ウルトラマン80です。
昭和ウルトラマンの中でもひときわ異彩を放っている80。濃い赤がとても奇麗ですね。
正面から。
右足を前に踏み出して、サクシウム光線のポーズ。安定した体幹で、これだけで自立します。
横から見ると、けっこう踏ん張っているのがわかる。
こうして見ると、無駄のない造形ですね。スリムな輪郭です。
こっち側からの方が、良く見えるな。
腹部の金のエンブレムのようなものまで、造形は非常に細かい。
あまり印象のなかった背中。
シンプルですね。昭和ウルトラマンの良きところです。
顔のアップ。
仏像のような顔を、忠実に再現。
ムラなどもなく、丁寧な作りです。
口元が特徴的。シャッターのような段々なんですね。
レオとはまた違った形で鼻が際立っているのも、特徴の一つ。ここでは各部をうまく落とし込んでいるので、とてもカッコよく見えます。
俯瞰してみると、スーツらしさ全開の皺の演出が巧みですね。
80はカラータイマー周りにラインが少ないので、胸部が広く見えます。
背中は安定の、塗られていない式ですね。
奇麗に側面で分割されてしまう。
その癖、脇腹の銀はきれいに背中まで届いているんだから、基準が良くわかりません。
サクシウム光線はL字に撃つ光線技の一つ。
昭和ウルトラマンのL字光線を並べてみた。
ウルトラマンによって、光線の構えにも個性が出るんですね。
すらっとしたセブンのワイドショット、
股割りして力強さを前面に出すエースのメタリウム光線、
そして80のサクシウム光線。
個人的には、メタリウム光線が一番ですね。
ということで、ウルトラマン80でした。
造形が意外とシンプルな分、ほかのウルトラ兄弟と並べるとボリューム的な見劣りはするかもしれませんが、作りはとても丁寧です。特に、顔の造形が慎ましやかで、洗練された印象を与えますよ。