暴君怪獣 タイラント | 怪獣玩具に魅せられて

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ウルトラマンタロウ第40話「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」に登場。タロウの怪獣の中でも異彩を放ち、当初から強敵怪獣の仲間入りをしていたタイラントのソフビを紹介します。

たぶんだけど、大怪獣バトル期のもの。リアルタイムで購入ではなく、ブックオフスーパーバザーで購入したものです。

今は、より完成度の高いソフビが出ています。いつかは入手したいですね。

 

前から見た図。

タイラントのソフビの金型自体は、かなり長いこと同じものが使われていた。うちにはもう一つ、1994年に買ったタイラントがあって、彩色以外はまったく同じ。

人気怪獣なんだから、当時の技術でブラッシュアップしてほしかったなあという不満があって、リアルタイムで買うことをためらっているうちに、この規格でのウルトラ怪獣シリーズが終了しちゃったんですよね。

 

横から。

まあ、同じ金型が長く使われていたということは、それだけ完成度の高い造形だったということなわけで。タイラントを構成する要素は、ばっちり抑えられています。

色使いも奇麗ですね。全体を寒色でまとめており、シルバー部分の輝度が高めです。

海王星で誕生したときのイメージなのかなあと勝手に思ったりしています。

 

後ろから見た図。こうして見ると、非常に細かく、丁寧な造形に見えます。

意外とこのソフビタイラントの「魅せる」アングルは、背面かもしれません。

 

顔のアップ。

お目目がね~……可愛いんですよね。

タイラントって、もっと怖い顔なイメージなので、この目つきには不満大でした。

いま、94年版のタイラントの角が折れて補修しているところなんですが、これを機に全部塗り替えようと思っていて、目もぱぱっと塗り直しちゃいましょうと思います。

 

真横からのアングルだと、昭和ゴジラのような胡乱な目つきが少し怖かったりする。

 

さて、このタイラントですが、昭和ウルトラシリーズでは2番目の合体怪獣なわけで。それぞれの部位を紹介しておきましょう。

 

頭はシーゴラス。

角はブラックキングだという説もあります。

 

耳はイカルス星人。

 

お腹は宇宙大怪獣ベムスター

 

両腕はバラバ。

 

脚はレッドキング。

ただし、爪先は別の怪獣ですね。レッドキングの足ではありません。

 

背中は、ハンザギラン。

 

尾はキングクラブ。

 

それぞれの怪獣の一番強い部分を結集させて生み出された暴君怪獣--タイラント。

……イカルス星人の耳??

 

 

アクションは基本的なソフビ怪獣の規格に準じています。

つまり、四肢くらいしか動かない。

 

足を動かせば、前傾にもできる。

ちわーっす!!
 
 
金型が旧式なので、以前に紹介した旧版バキシムと同様に、体高は控えめです。
つまり、アーツとよく合う。
ということで、買ったばかりのアーツ版タロウ兄さんに出てきてもらいました。
 
宿命の対決!!
アーツでタイラント出ないかなあ。けっこう売れると思いますけど。
 
ストリウム光線をブチ込むタロウ。
タロウを少し股割り気味の構えにすると、体高差が出て良い感じです。
 
タロウの怪獣は、ただでさえソフビ化してくれないんでね。タイラントはけっこう貴重ですよ。
だいぶ前に発売されたDX版と比べると、さすがに見劣りするかなあ。もちろん彩色や背中部分の造形などは頑張っていると思いますが。
ただ、リアルタイムでJOSHINに並んでいたときは購買リストから外していたものであることに変わりはないので。今、リサイクルショップで安くなっていたらレスキューして良かったかなくらいのテンションではあります。こうなってくると、DX版のタイラントが欲しくなってくるところですが……高いんだよなあ。気長に探してみます。