ウルトラマンガイア大11話『龍の都』にて初登場。その後、最終話まで忘れ難い印象での客演を重ねた人気怪獣ミズノエノリュウ。
漢字で書くと、壬龍。十干(甲乙丙丁戊己庚申壬癸)でいうところの水の兄に当たるので水属性かと思いきや、地帝、つまり土龍なんですね。体色は思いっきり水っぽいのにね。
横から見た図。
非常に面白い姿をしています。
正面の大きな龍+尻尾のように連なっている8匹の龍で構成されている。
ムムッ、渋い。
波打っているようで美しい。
この鱗処理はとんでもなく細かいですね。
龍だな。まんまだな。
うちの置物の龍と変わらん。
ウルトラ怪獣の中で、龍モチーフ……ってか、龍そのものの造形の怪獣ってのがいくつかありますよね。
ソフビで持っているのは、ミズノエノリュウの他に、こんなのも。
また、紹介すると思います。
共通するものを感じますね。
ここの造形といい、とにかくきめ細かいミズノエノリュウ。元がそういう造形だからとは言え、ソフビでここまで忠実に頑張ってくれるのは凄く有難いですよね。
1959年公開の東宝映画『日本誕生』に登場する八岐大蛇を彷彿とさせるデザインです。
蛇の背中がヤバい。
光沢が入った青のグラデーションも見事。
木の葉のような体表。まるで木のよう。
前脚には、龍っぽいというか東洋の意匠がしっかり造られております。
棘や毛並みなど、黒がアクセントになっているのもポイント。
地球の意思を象徴する怪獣だけあって、めちゃくちゃ強かったんですよね。ガイアを四六時中圧倒していた。
ガイアとの絆や繋がりも劇中で描かれておりましたが、個人的には、「地球上で共に生きる怪獣」ということで、
コスモスと絡めたくもなってしまう。
体色も似ているしね。
しゃきーーん!