これ、とんでもなく完成度高い。
パッケージはこんな感じです。
ブリスター状態も良いんだよなあ。
すっごくオシャレ。このまま飾っておきたい衝動にも駆られます。
裏面で中身が分かる。
でもやっぱり、アクションフィギュアは開封してナンボだからね。
開けてみたよ。そして驚愕したよ。
まず素立で。
ムビモンシリーズのソフビと同じポーズ。
ブリスターに入っているのも、この状態です。
これだけだと、「えっ? 思ったよりも小さい……」と思うかもしれない。
しかぁし! 動かしてみると、そんな懸念や不安はすっかり吹っ飛んでしまうのです!!
横から見た図。
少し仰け反らせて、首を前に。
ひょろっとした体形なので、部位の傾きが良い感じに目立ちます。
後ろ姿。
背中の骨張った感じとかも、雰囲気出ています。
暗めのシルバーの中でも陰影が際立つのが良いですねえ。
顔のアップ。
ああ、なんて美しいんだ。
カラータイマーがない胸が、かなり新鮮味有りますね。タイマーがないと、寸胴感は否めない。
でも、ポーズを決めさせると、全然気にならなくなりますよ。
ということで、ばんばんポーズを決めていきましょう!!
まずはシュワッチ!
このフィギュアの可動、とってもとっても優秀です。
保持力もちゃんとあるし、肩は超スムーズな引き出しタイプだし、股関節はアーツお得意の前後左右2段階構造。
これがね、しっかり全体を支えてくれる。
ファイティングポーズ。
劇中では、どんな風に動いてくれるのでしようか。
まったく情報がないので、すっごく楽しみです。
腰を落としたポーズもバッチリ。
初代マンはやっぱりウルトラデザインの極致ですね。何をどうやってもキマる。
スぺシウム光線も難なくできます。
他のアーツよりも腕が長い。そのため、身体の前クロスがすごくやり易いんです。
光線エフェクトは付いていません。そりゃそうだ。予告編でも光線出すかは分からないんだから。
スぺシウム光線や飛行用の手首は、指の反りが美しいですね。
細身であることがこんなに美しいとは。これは確かに、人の上にスーツを重ねる従来のウルトラマンでは表現の限界があるスタイルなのかも知れないなあ。
下半身がしっかりしてるので、たぶんエフェクトが付いてもしっかり自立してくれるかと。
映画のヒット次第で、オプションパーツセットとか出てくるのかな。あるいは怪獣のアーツに付属させるとか。
静かなポージングも決まるし、動きのある姿勢もカッコいい。
プロポーションはやっぱりアーツの圧勝。
ただね、造形的な面はこうして比べると、ムビモンのソフビの完成度が改めて分かってくる。彫りとかは比べるべくもないけどれど、全体の印象はどちらも凄く良いです。
マン兄さんと比較。
着ぐるみ感も感じさせる造形のマン兄さんに比べて、とにかくスリムなシン・トラマン。これまでのウルトラアーツたちと並べると、異質感さえあります。色もかなり違いますね。シンの方が非常に艶のあるシルバーです。マン兄さんはテレビに登場した際の、くすんだシルバー感がウリですね。
怪獣との死闘。
まずはネロンガ。ネロンガの突進を阻むウルトラマン。
体高差はともかくとして、ボリューム差はちょうど良いぐらいじゃないでしょうか。
ムビモンのネロンガの完成度が高いので、並べても造形的な違和感がありません。
続いてガボラ。ヒレの猛攻を掻い潜って、隠れた頭部にパンチを打ち込む。
どんなバトルが展開されるのでしょう。楽しみで禿げそうです。
続きまして、歴代ウルトラマンの敵怪獣と組み合わせてみました。
バルタン星人。
アーツのバルタンは少し前にゲットできました。
暴れまわるバルタンに、スぺシウム光線を発射しようとする寸前のウルトラマン。
――「侵略者を撃て!!」
古代怪獣ゴモラとの戦い。
こちらのゴモラはACTです。
暴れまわるゴモラの懐に潜り込むウルトラマン。重量級との戦いは見ごたえがあります。
そして重量級と言えばこちら、どくろ怪獣レッドキング
背負い投げを決めようとするウルトラマン。こちらのレッドキングもACTです。
映画に出てくる怪獣もアーツ化してほしいなあ。
プレ版限定とかで良いので。もうACTのように、定価よりも安く買うことは諦めますので。
ゆっくり立ち上がるウルトラマン。
本当に情報が少ないんですよね。予告編は。
『シン・ゴジラ』も決して情報が多い予告編ではなかったけれど、あっちが伏せていたのはゴジラの成長段階とかの方で、メインビジュアルはほとんど出ていた。一方でこっちは全体的な情報が本当に制限されていて、分からないことだらけ。いやー気になることが多いですね。
神々しさを前面に出して撮ってみた。
もう完全にハマっております。ぐりぐり動かして遊び倒しております。
可動がとにかく優秀な上に、ウルトラマンの造形的にごてごてした装飾がないのも大きいかも。自由度があります。
「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン」
ポスターにも書かれていたゾフィーの言葉。ウルトラマンを見上げて声援を送る人々の視点を意識して撮ってみました。
そしてこれを手に入れた人なら絶対にやるであろう、これ。
成田亨『真実と正義と美の化身』
映画公開までとか購入待っちゃダメ! とにかくすぐに手に入れましょう。
『シン・ウルトラマン』のフィギュアとして最高と言うだけじゃありません。ウルトラマンの神がかったビジュアルをデザインした成田亨氏が、本当に作りたかった「ウルトラマン」のフィギュアとして至宝なんです。これほどの完成度を誇るフィギュアが、今現在比較的簡単に手に入るというのは、もう感謝感激雨あられ。この素晴らしい購入環境を続けていくためにも(=供給を安定させてバンダイにウルトラシリーズでの儲けを与え、転売屋に損させるためにも)、とにかく今、多くの人がこの『シン・ウルトラマン』を買うことが大切! 遊びに遊びつくして、映画公開を期待して待ちましょう!