怪獣酋長ジェロニモン | 怪獣玩具に魅せられて

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ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

『ウルトラマン』第37話、視聴率42.8%という驚愕の数字を叩き出した「小さな英雄」に登場した怪獣、ジェロニモンのソフビを紹介します。
頭が非常に派手。インディアンの装飾のような大量の羽根が最大の特徴。たしかに、怪獣酋長という呼び名がピッタリです。デザインはもちろん、成田亨氏。

横から見た図。
モデリングはゴモラの金網ということで、基本のスタイルは非常に近いものがある。ただ頭のボリュームが凄いから、シルエットはだいぶ違って見えます。


前から見た図。
こんだけ頭がデカイと、バランス悪くなりそうなもんなのに。事実、それより前のソフビは、体に対して極端に頭が小さくなっていた。これは全体のバランスが絶妙だと思います。


顔のアップ。
悪い顔してんなー(笑)
怪獣を蘇らせ、操る能力を持つジェロニモン。ボス的な匂いがぷんぷんします。


身体に走る、稲妻状の線。
手首や踵の白い毛、髭などの造形も見事。


頭部から尻尾までの羽根と毛。
尻から尻尾にかけてのみ、爬虫類的な背鰭がついている。頭の毛は赤の中に青や白がアクセントとして入っていて、とても綺麗です。



体色そのものは黒一色でシンプルながら、羽根や毛の色、黄色い線などでカラフルな印象を受けます。
出来が良いなぁ、このソフビ。


大きさ比較。レッドキングと比べてみた。
肩や頭の位置は、レッドキングの方が高い。けど、頭の羽根のボリュームによって同じか、それ以上の高さに見える。

劇中では、その羽根を念力によって飛ばし、ウルトラマンに突き刺す攻撃を行なった。あれ、地味に痛そうなんだよな。


ということで、ウルトラマン先生は怒りました。
ウルトラマン「ナメてんのかその名髪型ァ!」


羽根と毛の造り込みが見事。腕の部分にも、もしゃっとしたものが付いています。


この強そうな外見、狡猾そうな表情。
このなりで知性派ってのが良いよね。
本編での再登場はまだ叶いませんが、ぜひとも強敵の一体として復活して欲しいものです。


ウルトラマンの怪獣の中では、強さと狡猾さを合わせ持つ、邪悪な感じがぷんぷんするジェロニモン。

そのソフビも、ジェロニモンの魅力をバッチリ伝えてくれます。