ムービーモンスターシリーズ ゴジラs.p ゴジラウルティマ | 怪獣玩具に魅せられて

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ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

店頭発売日即レビュー。今年の4月より放映予定の『ゴジラ S.P<シンギュラポイン>ト』に登場するゴジラが、早くもムビモンに登場。
これまでのゴジラのスタイルを覆す、一癖も二癖もあるソフビとなっております。

ジョーシンで購入。ジョーシンは、ウルトラ怪獣シリーズ、ムビモンシリーズともに20%OFFの大変良心的なお店。

Amazonでは2750円ですが、ジョーシンでは2200円で買えました。これは、前のシン・ウルトラマンのネロンガやガボラと一緒。

最後の一個を運よく入手できた。大きさの為か新商品だからか、ビニルに入ったままでしたね。子どもたちに遊び倒される前(笑)で良かったです。

 

ではでは、早速開封。

発売予定の写真を見た時に、「なんじゃこれ?」ってなったんだよね。

ただ実物を手に取ってみると、すごくボリュームがあって怪獣然としていて良いです。

 

 

横から見ると、こんな感じ。

下半身が巨大なのは最近の流行かね。ソフビは四肢が可動ヶ所なので分かり易いんですが、後足――特に股に当たる部分の肥大がヤバい。

横から見ると、けっこうな前傾姿勢ですね。ここの身体のラインは、ミレゴジに近いものを感じます。

 

前から見た図。

 

和製アニメのゴジラとしては、2代目の「S.Pゴジラ」。個人的には、映画にもなった以前のCG『GODZILLA』があんまり好きじゃなかった(世界観やゴジラのデザインが、あんまり合わなかった)のもあって、世界観が一新されているたしい今回の『ゴジラS.P』には期待しております。何せ、アニメーション制作を、2007年『ストレンヂア 無皇刃譚』を手掛けたボンズが担当しているので。公開から14年ですが、僕の中では今での日本長編アニメ映画の傑作の1つです。

 

今回のS.Pゴジラは、大幅なデザイン変更はあるものの、少なくとも前の『GODZILLA』の植物ゴジラよりは予想する「ゴジラ」に近い。前から見ると、肩や股が瓦のように段々になっているのが目立ちますね。顔つきは往年のゴジラを彷彿とさせつつも、より鬼や般若に共通する意匠を取り入れているように見えます。

 

顔のアップ。横から見ると、口の裂け具合はミレゴジに近い。

ただ、すごく小さな眼とかはシン・ゴジラのようでもあるし、カラーリングは1954年版ゴジラのようでもあります。

S.Pゴジラ最大のデザイン変更は、背びれの流れで頭部にもヒレなのか棘なのか分からないものが付いていること。

頭の後ろで三方向に分かれ、首筋にも伸びている。

上下一対ずつの大きな牙が突き出ているのも、際立った特徴の1つかな。上の牙は頬から出ている。どうやって噛み合わすんでしょう。

 

表面のディテールは初代ゴジラ(1954年)に近い。

前から見て中心線を走る白い線も、平成ゴジラに共通した特徴かもしれません。

 

背びれは、より葉っぱのようなデザインに。巨体に対して随分小さくなりました。

一枚一枚のヒレの分厚さも変わりました。特に小さいヒレにはけっこうな厚み。

 

 

横向きのアオリで一枚。ポスターとかでもよくある構図。

 

体高は155mm。幅もあるので、非常に大きく見えます。

表面のディテールの流れも、同じムビモンの1954年版ゴジラより自然ですね。

前脚(腕?)は後足の巨大さに比して小さ目ではありますが、CGアニメ『GODZILLA』と同じように、まだアクション出来そうな腕ですね。

 

尻尾は背びれから変じた棘が、先端に至るまで並んでいる。

分割線のところで、棘が塗られなくなって素体一色になる。

 

腹部には逞しい腹筋。筋組織剥き出しのように見えた、CG『GODZILLA』に比べると、控え目な筋骨表現。まあこれくらいで良いバランスかな。

 

頭部の俯瞰視点。この顔は、奥行きのある顔ですね。眺めれば眺めるほど良さが分かる。

 

『シン・ゴジラ』のポスター風のアオリで撮ってみた。

難攻不落感は、よくソフビからだけでもよく伝わってきます。

こいつがどんな物語の中で大暴れしてくれるか、とても楽しみです!