食玩サイズながら鬼クオリティのアートワークスコレクション(値段も、食玩の中ではそこそこ高い)。
今回は、『ガメラ 大怪獣空中決戦』より、最後の希望ガメラと、災いの影ギャオスとがセットになった、このジオラマを紹介します。
はい! もうカッコいい~!!
舞台は東京。へし折れた東京タワーを営巣にしたギャオス。
その下で、爆煙と共に現れたガメラ。最後の死闘に至る前の両者の姿を具現化。
折れた東京タワーのしなり具合など、遠近感にも工夫がみられる。
この前の「灼熱のガメラ」よりも、上下への奥行きを感じさせてくれる一品です。
ガメラの造形は、言うことなし。本当に、どうしてこうもカッコいいのか。
平成ガメラの造形美は、日本特撮史に燦然と輝く至宝だと思っております。
このクオリティが、こんなにちっちゃい。ハイ、お決まりの大きさ比べ。
下には爆煙と、それに撒かれる家が点在。
口の中まで綺麗に再現。
ガメラの特徴としては、口中の両サイドにぷっくりとあるお肉の部分ですね(名称が分からねえ)。
これが、すごく生物感を出していると思います。
そしてギャオス。ガメラに輪をかけて小さい。
にもかかわらず、ギャオスの特徴の全てを抑えている。
独特の矢印ヘッドもバッチリ。
ギャオスは昭和時代から好きな怪獣で、ソフビも持っていましたが、この平成版ギャオスはね……カッコいいとかじゃなくて、ヤバい。
今回も、象牙彩色版。通常彩色版では、爆炎がクリアらしいんですよね。
それはそれで凄まじい迫力なんだろうけど……個人的には……この象牙彩色版の味わいも捨てがたいです。
最後の希望 ガメラ
災いの影 ギャオス
ここに来て合見える両者。
その死闘の行方は――ぜひ、映画本編で!!