メガハウスが発売していたアートワークスコレクション。東宝、ガメラ、ウルトラシリーズにおいて、イラストレーター開田裕治氏が描いた作品を立体化させたものを、アートワークスコレクションと言います。
今回はガメラシリーズより、平成ガメラの一作目、『ガメラ 大怪獣空中決戦』より灼熱のガメラを紹介しましょう。
食玩で表現できるレベルの何倍も上を行くアートワークスコレクション。その中でもこのガメラのクオリティはヤバいです。
食玩にカラーバリエーションがあるのは、この時期普通のことで、象牙彩色版も珍しくないタイプの1つでした。たぶん2001年ごろに海洋堂が手がけ、フルタ製薬が発売していた、「百鬼夜行 妖怪コレクション」の第二弾から始まった。
お決まりの大きさ比べ。ジオラマの中に組み込むので、かなり小さい。
のに! その作り込みたるや、ゴジラ名鑑にもSFムービーセレクションにも劣りません!!
牙や歯はもちろんのこと、舌までみっちり作り込んである。目元もちゃんと襞が作ってある。この細かい仕事、職人技と言わずして何と言う。