ムービーモンスターシリーズ シン・ゴジラ クライマックスver.2020重塗装仕様 | 怪獣玩具に魅せられて

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ムビモンのシン・ゴジラでもう一点。心斎橋PARCOのゴジラストアで購入した、ゴジラストア限定品です。
金型は2016年のシン・ゴジラのソフビのものを流用し、頭部を大幅に変更。あの恐るべき「内閣総辞職ビーム」を放って東京を火の海に変えたゴジラを表現している。「クライマックス」と銘打たれてるってことは、物語終盤の「ヤシオリ作戦」中のゴジラってことかな?

 

基本的なデザインとスタイルは、2016年版と変わらず。ただ、あのソフビにはなかった紫が入って、それで一気に印象が変わってしまう。

特に、根元は赤、背びれは紫に輝く背中が、禍々しくも美しいです。

背びれから続いていく尻尾のトゲトゲも、紫に塗られているとより目立ちます。

 

前から見ると、ゴジラの恐ろしい口。

ムンクの『叫び』みたいな顔。

 

上顎部分は、黒と赤とが入り交ざっている。ゴジラの体内の核融合炉が急激に活発になっているのでしょうか。

 

映画の時は、闇夜にこの背びれが煌々と輝くんですよね。この上なく絶望的なシーンで、惚れ惚れしました。

 

尻尾にかけてのラインも非常に美しい。

背の棘部分だけでなく、側面も所々に赤が付いています。

 

 

皮を剥いだようなグロテスクな首筋は、紫に発光。

 

そして、全てを焼き尽くす放射能流を吐き出す口は、こんな具合です。

大きく展開した下顎も、頑張って表現していると思います。

口中の渦状の造形も気持ち悪くていいですね。リメイク版ITのペニーワイズもこんな感じでしたよね。

 

いや、禍々しい。ゴジラが初めて放射能流を発射するシーンは、ほんとに怖かったです。

 

 

2016年版のソフビと比べてみました。

両方ともでかいので、並べて写真を撮るにしても限度があります。

でも、かなり違いますね。2016年版が艶消しの黒で渋く抑えているのに対して、限定版は重塗装仕様ということで金属質な塗装です。

光の当たり具合で、また印象ががらりと変わるんでしょう。

 

あと、これは2016年版でもあったんだけど、尻尾の先端。

ちゃんと、口のようなものが付いていました。

 

仰望視点、うねりまくる紫の尻尾が、すごく良いアクセント。

 

 

限定版と言うことで、3300円という強気な価格設定。

それに見合う商品となっているかどうかは……まあ、人次第と言うことで。僕はけっこう満足してます。

別タイプで、メタルピンクの限定塗装版もあるんだよね。それよりは、こっちがお勧めだと思います。