この写真は、2020年6月に届いた、「オーダー絵姿」といって、前情報なしに私自身の本当の姿を絵に描いてもらうというもの。届いた絵姿は豊玉姫でした。豊玉姫というのは、古事記等の日本神話に残る神様で、http://www15.plala.or.jp/kojiki/umisachi_yamasachi/umisachi_yamasachi_05.html こんな感じで検索すれば、すぐ出てくるんですけど、あらすじを書くと、ある所に海幸彦、山幸彦という兄弟がいました。山幸彦は海幸彦に釣り針を借りて、なくしてしまい兄弟ゲンカになってしまいます。山幸彦が海幸彦の釣り針を探してるうちに海の宮殿、竜宮城にたどり着きます。そこに海神と海神の娘、豊玉姫がいて山幸彦は豊玉姫と結ばれます。しばらく、そこで楽しく過ごした後、山幸彦は、自分が海幸彦の釣り針を探していた事を海神に相談します。するとすぐ釣り針が見つかり、山幸彦は地上に帰ると海幸彦に釣り針を返します。その後、豊玉姫が地上に現れ、「私、妊娠しています。あなたの子だから地上で産むのがいいと思って海からやってきたの。」と言い、山幸彦は、「わかった!じゃあ出産のための産屋を作らせるね!」と言ったのですが、その産屋の屋根がふきあがる前に豊玉姫は産気づきます。豊玉姫は「私が出産する時は元(海の生き物)の姿に戻ってしまうから、決して中を覗かないでね。絶対に見ないでね!」と約束したのですが山幸彦はつい、覗いてしまいます。

出産中の姿を見られた豊玉姫は、深く傷付いて海中に戻ってしまい、海中と地上を繋ぐ通り道も閉じてしまいますが、山幸彦を深く愛していたので妹の玉依姫を乳母として地上につかわし、ラブレターとしての和歌も託しました。それに対して山幸彦は返歌(ラブレターの返事)も送りました。つまり二人はずっと愛し合っていたのです。その後、二度と会うことはありませんでしたが。。ちなみに、山幸彦と豊玉姫の子どもの名前は「ウガヤフキアエズ」(産屋の屋根がふきあがる前に生まれたから)といって、後に乳母である玉依姫(豊玉姫の妹)と結ばれ、その子どもが初代天皇となります。

あらすじここまで。で、最近ロンズーさんのブログで知ったのですが15代目?位までの天皇は龍の姿をしていたという伝説があるようです。またこの豊玉姫の神社の禰宜さんには代々背中にうろこがあるとの言い伝えもあったそうです。で、私の先祖代々の神社は海神神社といって、海神の娘が豊玉姫なので、竜宮城の主でもあります。

先祖代々、男子が海神神社で舞を舞う家系で、ひいおじいちゃんの代までで止まってしまったのですが、自分が女に産まれた意味が最近わかってきました。

今日、舞さんの電話セッションを受けたのですが、そのテーマ(私の使命)が「思い出す」さらに、過去を思い出すことによって癒すのが使命だと。そこに神様のサポートがある。そう聞いて私は真っ先に豊玉姫を思い出していました。

絵姿を描いてもらった2020年の5月、私は白昼夢で白と青緑の双頭の龍(これが双頭の龍で一頭なのか2頭なのか、はっきりわからない。)を産み、自分が赤い龍であることを知りました。その後すぐに二段ベッドを買う直感がきてとりあえずロフトベッドを買いました。自分が龍であること、双頭の龍を出産したこと、白昼夢といえどそれは現世で、この今現在起きている事だと思っていましたが、それはもしかしていつかの記憶なんじゃないかと、最近ふと思うようになりました。そして、龍が出産する、それこそ豊玉姫の記憶なんじゃないかと。。そこでやっと、自分の絵姿が豊玉姫であった事、豊玉姫を祀る海神神社で舞を舞う先祖代々の家系に産まれたこと、全てが繋がるのです。さらに今日舞さんの思い出して癒すという話を聞いていて誰よりも深い悲しみは、豊玉姫の悲しみだったんじゃないかなと。私、家族の中で、誰よりも、着替え等を見られるのが嫌なんです。親にも、「そんなに隠れるのはあなただけだ」と言われます。

とにかく、着替えとかを見られたり、覗かれるのは嫌だったんです。でも今ね、出産を覗かれた時の豊玉姫の本当の気持ちは、海の生き物に戻った姿を見られたのが嫌だったんじゃなくて、「このありのままの私の姿を見ても、どうか嫌わないで」だったんだと思うんです。でも、豊玉姫はショックで、悲しくて、海中の道を閉じ、愛してるけど二度と決して地上には戻りません

ただ、和歌だけは交わしています。

それを見ても二人がずっと愛し合っていたことがわかるのです。実際山幸彦の気持ちはわかりません。海の生き物に戻った姿を見て、嫌いになったのかどうかは。でもね、私が豊玉姫だったら、死ぬ時に後悔するのは、愛してるなら意地を張らずに愛に行けば良かった、来世でやり直せるなら、絶対に、これをやりたいと思うと思うんですよ

でも実際に豊玉姫の立場だったら性格上、啖呵を切ってしまった手前、どうしても会いに行けない。でも後悔してる。ならば、もう現世の、当事者ではない、でもきっといつかの記憶はある(赤い龍として双頭の龍を産んだ白昼夢と、自分の産まれた海神神社の先祖代々の家系)私が、その強烈な悲しみはすごくよくわかるし自分の中にもある気がするけど、もう、山幸彦のことは恨んでないし憎んでもないし、何より愛してたなら会いに行けば良かったと思うから、「意地を張らずに愛してるなら会いに行く」これをする事にするね。きっとそれを望んでるよね。海神も海神の娘、豊玉姫も。ちなみに豊玉姫が我が子であるウガヤフキアエズを育ててたら、豊玉姫の妹で乳母である玉依姫とウガヤフキアエズの子である初代天皇は産まれなかったから、豊玉姫が悲しみに暮れて会いに行かずに、玉依姫を乳母として地上につかわしたのも、日本のあけぼの自体には重要で意味あることかもしれないね。でも、豊玉姫にしてみたら、日本のあけぼのなんて知ったこっちゃないよね。ただ妹の玉依姫は、豊玉姫と愛し合ってた山幸彦とは結ばれず、その二人の子であり、自分が乳母として育てたウガヤフキアエズと結ばれて初代天皇を産むっていうのは何かいいよね。

私の中の豊玉姫を癒す、悲しみや後悔はもう浄化されて解放されたかな。私は、どんなに悲しくても愛してるなら現世のうちに、生きてるうちに会いに行くよ。豊玉姫も、本当はそれを望むことでしょう。死ぬ前に後悔しないで来世まで囚われなくていいように今生の今、それをやろう。思い出して解放しよう。