とある怪異の回顧録 -16ページ目

とある怪異の回顧録

友人・知人から聞いた怖い話や不思議な話を紹介しています。基本実話(噂話もありますが)故にオチが無い話が多いと思いますが、ゾワッとしたり不思議だな~って思ったり、見落としがちな日常の怪異や恐怖体験をお楽しみいただければと思います

長いこと同じ趣味を嗜むと、家族の態度も変化しますよね…

 

 

言霊が呪物を産んだお話は、当然釣り仲間で集まった際酒の肴に話します。

その飲み会で「俺も!俺も!」と聞いたお話。

川釣り専門のK坂氏、奥さんが彼女だった頃から「呪い」をかけられたと感じる事があるそうです。

曰く、学生時代の夏休み予定していた小旅行、車に釣り道具を積んでキャンプ(と言う名の一人は釣り)に2人で行った際、早朝の釣りで爆釣し彼女を朝から長時間ほったらかしにしたのが事の始まり…

その後彼女から妻になっても「そのほったらかし事件」は事あるごとに掘り返される。

大喧嘩の際、最後「丸坊主で凹んで帰ってくればいいさ!」と捨て台詞を吐かれると、その吐かれた後の1回目は必ず釣れないらしいです。

そのパターンに気が付いたK坂氏、軽い気持ちで仕事帰り軽く川で竿と出し当然ボウズで帰宅、そしてお休み日曜日早朝釣りをしたら普通に釣れた…こりゃ大変だと。

そんなK坂夫妻も我が家と同じでお子さんも社会人となり、お子さんのところへ小旅行気分で週末出かける事が増えた奥さん。

夫が釣りに行ってくれるの有難いとばかりに夫ほったらかしだそうで…

そうなると必然的に呪いの言霊「凹んで帰ってくればよい」も発動せず、大小差はあるものの全く釣れない日はほぼ無くなったよと。

まあ、川釣りで長年慣れたポイントで魚の付き場は予想が付く、釣れないと感じるコンディションでは釣りに行かない等々、経験値から全く釣れない日が減るのは当然なんですけど、本人が「言霊」信じてそうだったと思えば「そういう事」になるのでしょう…

長年連れ添えば必ず根に持たれたる(当然持つこともある)事柄の一つや二つ夫婦には有ると思いますが、そんな20年以上根に持つ位「自分を長時間ほったらかした男性」と結婚決意した奥さんが凄い…と今でも思いますが 笑