とある怪異の回顧録 -14ページ目

とある怪異の回顧録

友人・知人から聞いた怖い話や不思議な話を紹介しています。基本実話(噂話もありますが)故にオチが無い話が多いと思いますが、ゾワッとしたり不思議だな~って思ったり、見落としがちな日常の怪異や恐怖体験をお楽しみいただければと思います

曰く付きの話が多いのは、やっぱり雰囲気が有るからなんでしょうか…

 

 

釣りで知り合ったO原さんからお聞きしたちょっと不思議なお話。「本当にこの一回だけなんだよ」と前置きされ、O原さんが言いました。

道央・道南方面は、真冬でも天候が揃えば釣りが出来ますが、その日は天候が悪く道南方面の海釣り中止を早々と判断。

比較的天候に左右されない支笏湖へ向かったものの、悪天候がちょっとマシ程度だった現場は、粉雪が舞いイマイチ釣れない雰囲気がしていたそうです。

ただせっかく来たのだからと、何とか駐車スペースを探し当時実績のあったポイントへ…

そして予想を裏切らず、魚の反応は皆無、帰ろうかと湖畔を見渡すと、少し離れた場所に粉雪で確認しにくいが人影を目視。

「後から誰か来たのか」程度で、駐車スペースへ戻ったO原さん。

途中で気が付きます。雪原に足跡が自分の分しか残っていない…

気が付いたら気持ちが悪くなり、急いで車へ向かったO原さん。除排雪で駐車スペースが限られる季節、駐車するならこの近辺だと「この場所しかない」はずなのに、当然車はO原さんの1台のみ。

いよいよ怖くなり、片付もそこそこ、ウェーダーも脱がず帰宅した事があるよ…と。

季節が夏なら「ヒグマ」かも?と思いますが、真冬ですと普通は冬眠中…と聞いた時思った私、「やっぱりそう思う?」とO原さんも笑いながらお話してくれた事を思い出します。