今年お正月明けの飲み会で盛り上がったお話
昨年の夏、新月の夜に酷く蒸し暑い日がありました。
北海道の一般住宅はクーラー設置されていないお家多いです。
当然我が家も設置されていません。
蒸し蒸し・べったりな空気にすっかりだらけていたところ、同級生からバイク乗って涼みに行こうぜとお誘いのメール。
酒も飲んでいないしと通勤快速の愛車で友人宅へ向かいました。
集まったら7人(皆暇人な)と思いつつ、特に用事があるわけではないので適当に走り出します。
暫く走ってとある駐車場で同級生2人が「あれUFOじゃないか」と空を指さします。
二つの光源が上下左右に動いています。近くにいた3人が「ヘリじゃないか?」とか「いやUFOだろう」と口々に…
数分見上げていたと思います。その後コンビニへアイスを買いに行っていた2人が駐車場へ戻ってきたので、皆で「UFOが」と話します。
そこでアイス買い出し組の二人が「動画か写真撮った?それ見せてよ」と言い出します。
結果、誰も撮っていない…
今のご時世、全員スマホ持っています。しかし誰一人スマホをその光源に向けていませんでした。
何なら、私は「UFOじゃないか」と同級生が言い出す直前、珍しく揃ったバイクの集合写真を撮っていたのでスマホを手に持っていた。
歳を取ると、咄嗟に起こる不思議な事に脳の処理が追い付かず、カメラで撮影まで頭が回らないんだなあ…
飲み会で「今の若い子ならすぐ撮影するんだろうな」とか「スマホにカメラ付いている意味よ」とか自分たちの老いを嘆き(自虐)ながら、でもあれ何だったんだろうなあと盛り上がった次第です。