これは大正生まれの祖母のお話
祖母がある日自分の弟(大叔父)へ珍しく電話をします。
「あんた変な物拾ってきている、それはお寺さんへ持っていって処分しな」
電話代がまだ高い昭和時代、余程の事が無いと連絡してこない姉(祖母)からの電話。
最近拾ってきたのは「石」仕事で帯広に行った際河原で見つけて拾った。
それ位しか思いつかない「何を持っていけばいいのさ」と聞いても「最近拾った物だ」しか言わない姉(祖母)に取り合えず分かったと言って電話切った大叔父。
心当たりはそれ以外ない、珍しい姉(祖母)からの直接小言だった事もあり、大叔父素直にお寺へ持って行って処分して欲しいとお願いしたらしい。
本家が檀家をしているお寺に持ち込んだので住職も知り合い。
住職曰く「十勝石ですね、お姉さんがそう(変な物)言うならお預かりしましょう」とすんなりお寺に。
大叔父はそれから石は拾わないと心に決め、息子・孫にも石は拾うなと言っていたらしい。
孫世代が丁度遊びやすい同年代。その彼と一緒に釣りをしていた時、私が瑪瑙を見つけて拾った際聞いたお話。
尚、祖母曰く仏壇掃除してたら急に大叔父に言わないとって思ったらしく…(大叔父談)
