バイクで来るな！の後日談
「バイクで遊びにくるな」とおばあちゃんに言われていたＭ「おばあちゃんの７回忌」に何故かバイクで実家へ向かっています。
Ｍ曰く「せっかく移動するならバイクに乗りたかった」との事。（以前の話を覚えていた私は、この時点でお前馬鹿だなと思いました）
トラブル無く実家へ到着、７回忌はお寺本堂にて行われ、大きなお大仏前に出てお焼香する形だったそうです。
終了後、お寺本堂横でお食事会の際、親戚が口々に言いだします。
「Ｍのお焼香の時が一番炎大きくなった」とか「〇〇さんの時は消えるかと思った～お義母さんあの人嫌いだったからね」とか。
どうやら仏前の蝋燭の炎がご焼香の際、大きく燃え上がったり、小さくなったりと人によって後ろから見て判る位に激しく揺らいでいた様子。
Ｍはそんな事全く気が付いてなかったのですが、親戚一同「一番炎が揺らいだのはＭ」そしてその理由は「バイクで来たから怒っていた」となったそうです。
７回忌の際は就職していたＭ「バイク新車だったからトラブルは無かったよ」との事。十分不思議なこと発生している…と当時思いました。
因みにＭこの他にも幾つか不思議な体験談を私に語ってくれましたが、彼自身霊は見えない・仏ほっとけ神かまうなという感じで、全くその手の話怖がっていない…
ただ、偶然にしては面白いだろう？こんな事言われたけど俺は気が付いていない～でもお前に話したら喜びそうだから～とかで話をしてくれます。
しかし、本人それほど驚いたり恐怖を感じておりませんので（単純に日常生活のネタ話扱い）、数年後に聞き直すと忘れていることが多くて「恐怖を感じない」とは無敵だな～と思う事あります