ちょっとした怪異談 開けてはいけない点検口 | とある怪異の回顧録

とある怪異の回顧録

友人・知人から聞いた怖い話や不思議な話を紹介しています。基本実話(噂話もありますが)故にオチが無い話が多いと思いますが、ゾワッとしたり不思議だな~って思ったり、見落としがちな日常の怪異や恐怖体験をお楽しみいただければと思います

 天井裏や点検口って昔から苦手でした。そんな天井裏と点検口にまつわるお話。

 数の恐怖のお話をしてくれた断熱さんの会社の後輩(再雇用の為、年齢は上の人らしい)がその噂を聞いて断熱さんに「私もありますよ~」みたいな流れで聞いたというお話。(噂話程度ですね)

 後輩さんも本州の屋根裏で大量のお札やしめ縄みたいに梁と梁の間紐みたいなものが貼ってあるのを見た事があるそうです。

 そして後輩さんは奥に進むのに邪魔だと感じ、その紐とお札を何枚か剥がしたそうです(チャレンジャー)

 数枚剥がしたところで、下から同僚が「何している!」と点検口から顔を突っ込んで怒鳴られます。 

 後輩さんはお札を剥がしているだけですが~程度だったとの事ですが、下で作業していた同僚さん天井裏から大きな音がして走り回っているかの様な物音に「なにふざけてる!」と頭にきて怒鳴ったそう。

 そして天井裏の様子を見て顔色を変え、その日は作業中止。

 翌日、社長が仕事を発注してきた業者へクレームを入れその仕事自体がなくなったとの事。

 後輩さんは、それから「そういう事ってあるんだな」と注意して仕事をする様になったんですよ~とけっろとして言われ驚いたから覚えていると…

 断熱さん曰く「剥がすとかなくね?」です。

 私もそれはしないな~と今でも思います。