ちょっとした怪異談 カメラ目線 | とある怪異の回顧録

とある怪異の回顧録

友人・知人から聞いた怖い話や不思議な話を紹介しています。基本実話(噂話もありますが)故にオチが無い話が多いと思いますが、ゾワッとしたり不思議だな~って思ったり、見落としがちな日常の怪異や恐怖体験をお楽しみいただければと思います

スマートフォンの普及で、気軽に写真撮影が可能になった昨今注意しないとな~と思ったお話です。

 

 

 

 これは、同僚のSさんから聞いたお話です。とある親戚のお葬式にSさんが参加した際、趣味が写真撮影のSさん、喪主さんからお葬式の写真撮影を頼まれ、集合写真や葬儀風景を撮影する事になったそうです。そしてその写真撮影をしていた際、不思議な体験をしたらしいのです。

 当時最新の視線入力でピントを合わせる一眼レフカメラを使っていたSさんですが、右側・中央・左側と撮影すると、中央と左側から葬儀出席者とお坊さんと祭壇を撮影する際、必ず奥の棚に一度ピントが引っ張られる様に合ってしまう。結果右側から撮影する以外はピントが合わない為、ピント合わせにかなり苦労したとの事。

 式が終了し、集合写真を撮影後隣のお部屋でお食事会が始まったのでビールを飲みながら先ほどのピントが合わない話を息子さんにしたそうです。

 息子さんもお父さんの影響もあり、カメラが趣味なので二人でどこか壊れた?と話をしていたら、お寺の住職が最初の一杯を済ませ、退室する際「それは故障じゃありませんよ」とお話されて退室されたそう。

 Sさん「これはなにかある」と翌日葬儀終了後に、改めてお寺を訪問し住職にお話お伺いしたところ「ピントが合っていた右側奥の棚には古い人形が複数保管してありまして、ご供養中ですので」と住職が柔らかく笑ってお話したそうで「不思議な事もあるのですね」とそれ以上は深い話を聞く気になれずに帰ってきたとの事。(聞いてはいけないと思ったそうです)

 Sさん心霊写真は撮った事も無く、その葬儀で撮影した写真も特に問題無かったとお話されていました。

 

 神社・仏閣は安易に撮影しない方がいいよ~とSさんからアドバイスを受けましたが、聞いた当時はデジカメがまだ珍しい時代、今ほど気軽に撮影なんてしない時代でしたけど、今は注意が必要だな~と改めて思いました。(スマホのカメラって便利で気軽すぎますからね)