6/2~4にポートメッセなごやで開催されたウェルフェア2016のレポートです。

会場に入って最初に目に飛び込んできたのがショクブンさんやナリコマエンタープライズさんなどの介護食ブース。なかでも目立っていたのが名阪食品さん! 百貨店の物産展並みの勢いのある呼び込みで、どんどん試食を勧めています。対面ブースのプロジェクト・ヤマダさんも巻き込んで、すごい熱気。私もプロジェクト・ヤマダさんのドライフルーツと、名阪食品さんのブロッコリーやカツを試食しました。
●天然の甘味がやさしいドライフルーツ
ドライフルーツ(写真)は種類の多さや彩の豊かさに驚かされます。天然の甘みも十分でおやつのほか、サラダなどに添えても色と味が食事を引き立てます。ただし噛むことが必須のため、歯がない方は食べられません。あごの力は弱くてもキャンディーのように長時間舐めて柔らかくなってから食べることもできるそうで、歯さえ残っていれば敬老の日のプレゼントなどにも好評だとか。長時間口の中にあても甘味が残り続けるそうですよ。
●見た目は普通の料理だけど…
名阪食品さんでは対照的に「飲み込める」料理を試食。見た目も味も確かにカツなのですが、食感はヨーグルトのようで、つるっと飲み込めます。寺院の普茶料理のように別の材料で肉などそっくりに作ったものか疑ったのですが、酵素の力で食材を柔らかくしているとのこと。この酵素は加熱することで力を失うため、人体への影響は全然ないそうです。通常のミキサー食と違い、煮魚やフライなどの形を保つため、なにより食卓がにぎやかになります。ハンバーグもチキン南蛮も140kcal程度とかなり低いため、療養食はもちろん、もしかしたらダイエットフードにも良いのかも。逆に高齢者にとってはあくまで食事を楽しく彩り栄養摂取を補助するものであり、別に炭水化物などのエネルギーをしっかり取り入れる工夫は必要かも。
予想以上に見た目の華やかさが進化している介護食。高齢者が外食に出かけるのは大変ですが、少し奮発すれば家や施設でパーティが開けそうなほどのラインナップが揃います。今回ブースを出していた食品メーカーさんの食材も、多くは楽天市場などネットでも購入できますよ。
※ちなみに嚥下食の表現は見かけませんでしたが、今回のウェルフェアだけでも介護食、スマイルケア食、ユニバーサルデザインフードなどの用語が乱立してました。統一が無理ならせめて分かりやすく整理してもらいたいものです。



