東横の思い出に両親を重ねる | 一人っ子がする介護ってこんなもん?

一人っ子がする介護ってこんなもん?

親の介護が始まって約10年・・・要介護3だった母が心不全で急逝してからは、独居老人の父のもとに1時間かけて通い介護を6年、母の七回忌直後に父は脳出血!施設介護を経て2017年8月12日父は急逝。悲しい・・・なのに義父母介護・・・

寒くて天気もあまりよくない東京。

洗濯物があまりかわかずがっかり。

 

昨日ふとみると、ずっと愛用していたエルメスの時計が

電池切れで止まっているのを発見した。

そうだ最近はFitbitばかり使っていて

すっと使っていなかったから電池切れをおこしているのに

気づかなかったのだ。

場合によっては電池漏れもおこしているかもと、

今日慌てて電池交換にいってきた。

 

そのついでに寄ったのが渋谷東急。

渋谷東急は今度の3月で幕を閉じる。

ものすごく寂しい。

だって私は物心ついてからは

ずっと渋谷で育ったのだから。

東横(渋谷東急)の屋上で走り出す2歳頃の私。

それを追いかける祖母。

うれしそうに乗り物にのる私。

母に連れて行ってもらった東横劇場。

木馬座の劇をみたっけ。

幼稚園は鶯谷さくら幼稚園。

ピアノのレッスンは桜ヶ丘。

バレエのレッスンは渋谷公園通り。

成人式の着物は東急で購入。

母が一生懸命選んでくれた。

いつだって渋谷東急は私のそばにいてくれたのに。

 

そんな東急渋谷で

昔の渋谷のジオラマや

写真が展示されている。

 

 

 

アドバルーンも懐かしい。

私が住んでいた社宅から

このアドバルーンが見えていたの。

遠くから見たら小さく見えるのに。

あるとき東横の屋上に

アドバルーンが置いてあるのを見て、

意外と大きくてびっくりした印象がある。

 

今渋谷は100年に一度という大改造を行っている。

未来にむかっていくのだ。

それはわかるけど、

両親との生活が詰まった街が

変わっていく淋しさに、

耐えられないと思うときがある。