入居者の爪きり | 一人っ子がする介護ってこんなもん?

一人っ子がする介護ってこんなもん?

親の介護が始まって約10年・・・要介護3だった母が心不全で急逝してからは、独居老人の父のもとに1時間かけて通い介護を6年、母の七回忌直後に父は脳出血!施設介護を経て2017年8月12日父は急逝。悲しい・・・なのに義父母介護・・・

風邪でダウン中のびびんばです。

 

昨日は午前中パートに入ったあと

帰宅してほぼ寝ていたけど、

きょうも薬を飲んで

ほとんど臥せっていました。

 

 

金曜日内科にかかったときに、

ドクターは

「のどはそんなに腫れていない」って

言っていたけど、

それは違うと思うんです。

多分耳鼻咽喉科でみてもらえば

気管支に近くなるところが

腫れていると診断されるとおもいます。

内科医が診る喉の範囲と

耳鼻咽喉科が診る喉の範囲、

違うってご存知ですか?

耳鼻咽喉科医は喉の奥まで

視診できる道具をもっているのです。

今回、私はじめは耳鼻咽喉科に

行ったのですが、休診で

しかたなく内科の受診になったのです。

でもやっぱり喉の痛みのときは

耳鼻咽喉科がいいですね。

 

 

ところで先週水曜日

私、老人ホーム入居者さまの

爪きりに挑戦しました。

 

本来爪きりは

入浴とセットになっています。

入浴であたたまると、

爪が柔らかくなる。

そのときに爪きりを実施すると

切りやすいからです。

 

けれどもこのホーム

入浴介助になんどもはいってみたところ、

なかなか入浴時、

爪きりができる時間がとれないのです。

 

だからほとんどの

入居者さまの爪は

伸び放題です。

 

私父を老人ホームに入れていたときに

爪きりをお願いしていたのに

なかなか実施された形跡がなくて、

いつも私が切ってあげていて、

それがとても不満だったので、

いま介護職の立場になって

しっかりと爪きりを

してあげたいと思うようになりました。

 

そこでこんなものを

揃えてみました。

 

 

 

 

 

 

 

間違えて肉体を傷つけてしまうのを

絶対にないようにしないと

ならないのが不安です。

だからよく切れそうなものを

買いました。

 

ホントは父のところに行けば

爪のケアセットがあるんですが

それはやっぱり使いたくありません。

父に使ったものだから。

 

 

購入した道具を持って

よく見守りしている認知症の入居者さまに

いいました。

「爪がとっても伸びていて

どこかにひっかけたら危ないので

切りたいのですが、

私がきっても構いませんか?」

 

するとそーっと手を出してくださり

すこしずつ

パチンパチンと切ることができました。

右手のつめのあと

「左手も爪を切っていいですか」

というまでもなく、

左手も差し出してくださいました。

 

なんだか嬉しかった・・・

 

きれいな爪になると

御本人も嬉しそうでした。

 

 

 

 

認知症の方であっても

始終接していて

信頼関係が築けるようになると、

こちらの言うことも

聞いてくださるようになるんだなぁと

なんだか励みになります。

 

 

認知症になってしまった母に

優しくできなかったことへの

償いにもなるのでしょうか・・・