今回の震災でリアルに今の

私のすぐそばで起こっている話。





私が学生の頃から仲良しの
友人(Aちゃん)が
昨年石川県珠洲市に移り住み
今回の震災で家と愛車を
失いました。




Aちゃん自身は地元愛知県に
たまたま帰省してて無事でした。
元気だと分かった瞬間には
全身の力が抜けました。




2023年5月にも珠洲市は
大きな地震の被害を受けました。
Aちゃんはその後、
そのことをわかってて
移住しました。




だから行く前に私と夫に
防災の相談をしに来てくれてて、
事前に家屋の様子や
街並みの写真等の情報を
色々と見せてもらいました。



借家は昔ながらの耐震補強が
全然ない瓦屋根の木造家屋。
近隣には同じような
家が並び、海も近い。




もう一度この前のクラスの地震か、
もしくはそれ以上の地震がきたら
このエリアはひとたまりもないはずと
素人ながらに話しました。





ペシャンコになるから
絶対に一階で寝るな。
持ち出し袋は玄関だけど
備蓄は取り出せなくなるから
二階に置いとけ、など。




彼女はコツコツと
防災準備を進めてくれていました。




珠洲市の街や人々に
愛情深く尽くして
楽しくやってるのも
知っていました。




今回Aちゃんにとって
大切な人たちや
慣れ親しんできた街が
大変なことになってしまって
抱えきれない気持ちで
まいってしまっています。




発災後、こまめに
私にLINEや電話をくれて
抱えきれない気持ちをずっと
話してくれます。




みんなが無事でよかったって
言ってくれて
確かにそうなんだけど
自分だけがたまたま
帰省できたタイミングたった。
移住者組でも残った人は
大勢いて
みんな被災してしまった。




自分だって被災していた
可能性は十分あって
タッチの差で自分だけが
助かった。
どうしても想像してしまう
その恐怖。



各グループLINEから情報や
リアルな状況が流れてくる。
そのやり取りを見てる
ことしかできない
無力感と罪悪感。




「いっそ自分も一緒に
被災しとけばよかったって
思いもない?」と聞いたら
「その気持ちもある」と
言っていました。




1人で実家にいると
ついついネットで震災の
情報ばっかり見てしまうと
言うので
急遽会って
一緒にいろんなことを
整理しました。




車両保険、家財保険の確認、




必ず珠洲市の自宅の確認には
行かなければならないから
一緒に防災グッズを買いに行き




ここからの仕事についても
話し合いました。




何よりも顔を合わせて
時には大笑いしながら
色々な話をできたのは
とてもよかったと
思ってます照れ




頼ってばかりでごめんねって
言ってきてくれるけど
こんな時に支え合わなくて
どうするんだい!!




まだまだ陸路が直らないのと
余震の多さから
現地へ行くことは
できないと思います。




心身の健康を守り
日常を守り
できる人ができることを。
そして他人事と思わずに
防災準備を。



我が家が実際に使って
備えたほうがいいと思ってる防災グッズは

家具固定
一次防災(持ち出し)
二次防災(備蓄)

こちらで別々にまとめてあります。


薬局やホームセンター
ショッピングモール
ネットショップなどを上手に
使い分けて少しずつ
準備していってください。


政府の頼りなさを見ててより一層
自助の大切さを痛感します。


それと同時に
全国から救助や支援に向かう
皆様に感謝の気持ちで
いっぱいです。
どうがご安全に…!



最後に
珠洲市宝立町鵜飼の津波被害地域の
写真をもらったので載せます。






崩れてしまった見附島。