無形のギフト | Jさんブログ

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ケアマネジャー受験対策講師育成ブログ (さくら福祉カレッジ )

きょうさ。

あさ、居間でコーヒーを飲みながら
スケジューリングをしてたんだよね。

1日の。

そしたら、奥さんもさ。

横で化粧をはじめて。

いっしょの空間だったから、しばらく
いろいろと話をしてたんだよね。

そのとき、サングラスの話になって。

ちょっと前に奥さんからグッチの
サングラスを知らないか、って。

そう聞かれてね。

分からなかったから、知らないよって
返事をしてて。

それをふと思い出したから、とりあえず
聞いてみたんだよね。

無くしたの?って。

そしたら、どうやらそうらしく。

見つからず終いのようでね。

それがショックみたいなんだよね。

わたしがプレゼントしたものだからか、
単にモノが気に入ってたのか(笑)、また
その両方か。

本人のみぞ知るところだけどさ。

一年目の結婚記念日にプレゼントした
ネックレスは麗さんの不注意によって
切れちゃって。

そのことも引き合いにさ。

モノは必ずいつか壊れたり、無くしたり
するもの。

だから、気にすることないって。

そういう話をしてね。

有形のものはいつか滅びる。

だけど、無形のものは永遠に残る。

教え、考え方、こういう無形の資産こそ
大事なんだよ、って。

そういう話をしたんだよね。

そしたら、本当にその通りってことを
納得したみたいで。

あとでラインが来たんだよね。

いつも教えという無形のギフトを頂いて
いるので、有形のものは要りませんって。

今後も無形の教えをお願いしますって。

そうラインが入って。

実は今日、奥さんの誕生日でね。

それを見越してのことだとおもうけど、
そういうラインが来て。

気遣い、遠慮もあったんだろうね。

わたしはそれを見て、ふと感じたことが
あって。

まだ奥さんには話してないけど、ここで
あなたと語れたらいいなとおもうんだ。

あのね。

無形と有形のギフトというものがあると
いう認識はぜひ立ててもらいたくて。

前提として。

本当に価値のあるものというのは無形の
ギフトになるわけだね。

有形のものって、家であってもクルマで
あっても時計であってもさ。

無くなることはあるよね。

このカラダだって、いつかは無くなる。

大切な家族だって、いつまでいっしょに
いるかは分からない。

いつでも無くなるという可能性はある。

ただね。

考えかたや知識、経験といった目には
見えない無形のギフトはさ。

なくならないんだよね。

資産といってもいいかな。

この無形の資産は壊れないし消えない。

盗まれもしない。

永遠に続くもの。

知識は鍛錬を怠れば、確かに失われて
いくものもあるけどさ。

不本意に突然壊れたり、無くしたり、
盗られたりといったことはないよね。

これを大事にする意識を持ってほしい。

そう思うんだよね。

ただね。

じゃあ、無形のギフトだけでいいかと
いったら、それはやっぱり極端で。

家はあの世に持って帰れないといっても
生きてる今はやっぱりいるよね。

車だってあったほうが便利。

時計だってあったら便利だよ。

家族もいつか離別するときは来ると
いったって、だから持たないほうが
いいというものではない。

持つことで得られるものがある。

持つことで与えられるものがある。

そういうものだよね。

確かに有形の資産は無形の資産より
優先されるべきものじゃないけどさ。

全く要らないものでもない。

むしろ、有り難く頂き、それを大切に
する心を育んだらいいと思うんだよね。

持つことがいけないんじゃない。

持たないことがいいんじゃない。

持ったモノにこだわって本質や真理を
忘れてしまわないことが大切なんだね。

それと、もう一つはさ。

モノは自分の為ならず、という視点。

これも大事かもしれないね。

情けは人の為ならず、って言葉もある
けどさ。

モノは自分の為ならず。

こういう観点もいいかもしれない。

わたしの時間ってさ。

本当にわたしの時間ですかといったら
そうではない部分もあるよね。

わたしがわたしのことをしたらさ。

わたしはあなたのことをしてないよね。

あなたにできることをしていない。

自分を向いてるとき、あなたのほうを
向いていない。

すごくシンプルだよね。

それで、自分は人を向いて生きようって
おもって生きてるとしたらさ。

わたしの時間はわたしのものじゃない。

わたしが好きにしていいものじゃない。

勝手に使っていいものじゃない。

こういう視点も出てくるよね。

時間を与えられて、わーい、わーいって
ただ喜んでいいものではない。

一部は自分のために。

一部は人のために。

一部は未来のために。

そう分けて、使うことが大事だよね。

これはプレゼントも同じことでね。

わたしが奥さんにプレゼントを贈るとき、
それは一部は奥さんのため。

そして、一部は人のため。

もう一部は未来のためなんだよ。

やっぱり、同じなんだよね。

もし奥さんが輝いていればさ。

その輝きが、人を感化することがある。

人に影響力を持つことがある。

もし、その人が法縁なき人ならさ。

真理の光を届けられるかもしれない。

繋げることができるかもしれない。

そう見ることもできるよね。

もし輝きを失えばさ。

闇と化し、見えないものとなって。

結果、ひとを導くことはできない。

だから、美しくあろうとすること、
輝きを保ち続けるというのも力であり、
強さであり、光なんだってことをさ。

忘れちゃいけないとおもって。

高貴なる義務なんだってことをさ。

心に強く念じていたいとおもって。

最大の有形のギフトは、わたしたちの
このカラダだよね。

神仏からいただいたこのカラダ。

親からいただいたこのカラダ。

このカラダがあるからこそ、この人生
機会を享受することができている。

あらゆる経験をすることができている。

そう考えるとさ。

有形の資産、有形のギフトも大変有難い
ものであるということが実感できるね。

無形のギフトと有形のギフトの両方を
大切にする視点。

これを持ってみるといいかもしれない。

きょうは奥さんの輝きに磨きがかかる
ようなギフト、贈りたいとおもうよ。

ハッピーバースデー、かおりさん。

生まれて来てくれてありがとう。

いつも支えてくれてありがとう。

心から感謝しています。

J