ニュースをまとめたものですが韓国株の値下がり%を日経平均に引用するのもおかしなことかかもしれませんが約-400円ほどになります
今回の北朝鮮核実験について日本では織り込み済みにはなっていない思っています
ただ、丁度核実験のあったときに日本市場がお休みだったことはよかったのかも
アメリカの北朝鮮政策の見極めが大事
地政学的リスクの高まりから、しばらくはジリ下げ軍需という面はあまり日本株では反映されないかも
中国が軍事制裁にOKをだすとは思えず今回は経済制裁までが濃厚と予想しています。
外為市場では「まさか本当に実験するとは思わなかった」(都銀)との声が複数出ている。
韓国株・アジア株が大幅安
2006年10月09日(月) 13時55分
北朝鮮の核実験を受けて、韓国総合指数が、一時は48ポイント安の1303まで急落した。香港ハンセン指数も314ポイント安い1万7589。
2%以上変動 韓国 韓国総合 ▼ 2.41% 1%以上変動 香港 ハンセン指数 ▼ 1.27% 中国 上海総合 △ 1.88% 台湾 加権 △ 1.78% 中国 深センB株 △ 1.43% シンガポール STI ▼ 1.05%
[ロンドン 9日 ロイター] 9日の欧州株式市場は、北朝鮮が核実験実施を発表したことを嫌気して下落して始まった。ただ、地政学リスクへの懸念で原油価格が60ドルを上回っているため、エネルギー関連株が上昇し、下げ幅は限定的になっている。
FTSEユーロファースト300種指数は0.2%安の1408.81。先週末6日は、5年ぶりの高値で引けていた。
フランクフルト株式のクセトラDAX指数は0.4%安、パリ株式のCAC40種平均指数は0.3%安。ロンドン株式のFT100種総合株価指数は、指数に占める比重の大きなBP(BP.L: 株価
, 企業情報
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)が0.7%上昇しているため、横ばいとなっている。
日本の金融市場は祭日で休場だが、他のアジア市場は、北朝鮮のニュースに加え、先週6日の米株式市場が下落して引けたこともあって、下落している。
北朝鮮核実験:識者はこうみる(2)17:20 JST
●日中緊張緩和を相殺する材料
<大和総研・チーフテクニカルアナリスト 木野内栄治氏>
懸念されていたことが起きた。この連休中で日中緊張緩和という大きなプラス材料が出たものの、それを相殺するものになるだろう。
ただ、小泉政権の時とは異なり、安倍政権になってからは、日中緊張緩和など周辺国と、この問題に対する足並みがそろうようになったとみている。直接的な問題として株式には限定的なものになるのではないか。
もっとも、アジア市場の株式市場の動きをみると、韓国やシンガポール市場の軟化が目立つ。先のミサイル実験時は、直後の影響はほとんど無かったが、その後、アジア市場の7月相場は調整した経緯がある。日本も含めて、ミサイル実験後に調整相場を演じた連想がマーケットに働くかもしれない。
●2─3回実施の可能性も
<静岡県立大学 大学院国際関係学研究科教授 伊豆見元氏>
やはり核保有国という現実を国際社会に認めさせたいのだろう。核抑止力の強化の第一歩だとすると、一回で終わらず、続けることもあるのではないか。2、3回やってデータを取って、より確実な核兵器のために使うのではないか。
北朝鮮は米国の金融制裁が解除されなくても、6カ国協議に出てくるのではないか。そうすれば制裁の話しはペンディングになる。時間稼ぎにはなる。そうしないと国際社会がワンヴォイス(1つにまとまって)で制裁に向かってしまう
●ドル円は2005年の高値を1カ月以内に更新へ
<バークレイズ銀行東京支店 チーフFXストラテジスト 梅本 徹氏>
過小評価してはいけない。今後は、全ての経済投資活動が核の脅威という何らかの悪影響を受ける。北朝鮮の6カ国協議への復帰は絶望的であり、米国は金融制裁を強めることはあっても、もはや解除する可能性は皆無であろう。北朝鮮は今後、極東の核保有国として存在を続けることになる。
その脅威をもっとも受けるのは日本であり、日本が核武装せざるを得なくなる可能性は低くない。北朝鮮が石油と外貨を売るために、イラン、ベネズエラといった国家やテロリストに核兵器を拡散する可能性も低くない。最悪の場合、米国が北朝鮮にに対して軍事行動を取り、極東の経済が壊滅的な打撃をこうむる可能性すら排除できなくない。ドル円は2005年の高値(121.40円)、ユーロ円は史上最高値(150.73円)を、1カ月以内に更新することになるだろう。
●中期的な円売りにはならず
<JPモルガン・チェース銀行 チーフFXストラテジスト 佐々木融氏>
北朝鮮の狙いは、6カ国協議を優位に進めるためであり、核実験が即座に核攻撃に結びつくわけではないだろう。逆効果になっている感じもあるが、政治的な話であり、一日のインパクトとして円が売られることはあっても中期的な流れにはならないと思う。
夏場にミサイルが発射されるなど、北朝鮮の地政学的リスクは突然浮上したわけではなく、市場にある程度前提として織り込まれてきていた。ドル/円は目先120円の高値を超えてくるかどうかだが、北朝鮮の核実験問題よりも、米国の利下げ期待が高まると(フロー面から)ドル買いになるなど、ファンダメンタルズ面からのドル高/円安の流れが続くのかが注目点だ。
●中国は事態の対処に苦労
<香港城市大学 外国政策専攻 ジョセフ・チェン教授>
中国は事態の対処に苦労すると予想される。6カ国協議の失敗が証明された。
中国と韓国は、北朝鮮に対して強く圧力をかけるよう追い込まれる。包容政策に効果がないことが明らかとなり、北朝鮮を再び交渉の場に引き出すため説得するよう、米国からの圧力が高まっている。
北朝鮮の核実験実施により朝鮮半島の緊張は高まったが、ただちに戦争につながる事態ではないことは確かだ。
北朝鮮は、米国がイラクやイランの問題で身動きがとれないとみている。北朝鮮がここまで行動を起こしたことで、核開発の放棄に向け説得するのは一段と困難になった。
●株売りで質への逃避も
<みずほ証券・チーフマーケットエコノミスト 上野泰也氏>
北朝鮮の核実験については、前週から3連休にも実施されるとの見方があっただけに、大きなサプライズではない。地政学的リスクの思惑で、円売り・株売りが意識されやすい。
週明け10日の円債市場は、9月米雇用統計をきっかけにロングポジションの外しが入り、下落した米債相場の動きにつれ安して取引が始まるだろう。株売りで質への逃避の思惑が強まれば、その調整度合いを緩和させる要因として働くのではないか。10年債・1.7%台半ばの水準で投資家の買いが入りやすいだけに、底堅い展開が続くと予想している。
●影響は短期かつ限定的
<バンク・オブ・アメリカ香港支店 エコノミスト ウォン・キン氏>
円と韓国ウォンが下げるなど、北朝鮮の核実験の影響はすでに表れているが、影響は短期的なものにとどまるだろう。
北朝鮮の経済は事実上世界経済から孤立しており、大規模な軍事的対立がない限り、地域に及ぼす影響も限定的と予想される。
国連は核実験を実施した場合の結果について北朝鮮に警告済みで、これに関する中国の姿勢は非常に明確だ。国際的な制裁が行われるかどうか注視する必要がある。
(東京/シンガポール 9日 ロイター)