介護における虐待問題 | ノリタロウ 介護福祉士ソムリエ

ノリタロウ 介護福祉士ソムリエ

介護福祉士として都内で働いています。日々の色々なことに奮闘しています。何か質問あれば気軽にどうぞ!!

おはようです。
とあるクズ男です。

今回は高齢者施設。いわゆる介護施設の虐待問題です。

虐待はニュースで問題になりますが
皆さんは介護で、どのくらい虐待が起こってるかわかりますか?

多分、ほぼ介護福祉士は虐待した事あると思います。
それは物理的な虐待ではなく。精神的な虐待です。

物理的な虐待とは
利用者さんの身体に痛みや、何かしらの危害を加えること。
精神的虐待とは
利用者さんに言葉で行動で暴力を振る事です。

ちなみに僕は両方あります。
物理的な暴力としては、杖で叩かれ手を強めに握ったりしました。さすがに打撃はしません。折れたら大問題だからです。



そして、精神的虐待もあります。
利用者さんを言葉でからかってみたり、行動を制限することです。『勝手に立たないで、座って下さい』も精神的虐待に当たります。

じつは介護福祉士では、ほとんどの人が虐待の経験があります。
僕がこの介護士は本当に鏡だという人も、以前は利用者にキレたりしたことを聞いたり
いつもツネってくる利用者さんに
ご飯にワサビを多めにいれたりと…
様々な虐待はあるのです。


特に介護度が重い人は認知症や進んでいて、暴力も多いので虐待は増えています。

実際、僕自身も介護度が軽い人には虐待はしません。
クレームが行く。まだ、尊厳を保ててるという考えです。最低な人間ですね…。

別に、認知症だから人間終わりだと思っていません。
ただ、忙しい時に意識疎通がうまくいかなかったり、職員の人数が足りないと、どうしても虐待が起きるのです。


僕は介護福祉士をとってからも、介護度が重い人にふざけてしまう。いわゆるチョッカイをかけてしまいます。
今は、なるべく抑えて頑張っていますが、たまに不適切な行動を取ってしまうので気をつけなければいけません。

クズ介護福祉士から少しでも、普通になる為に。


一番の問題は、介護度の老人ホームの教育と人手不足は深刻です。これが元で虐待になるのも事実です。

余裕が必要なのです。