愛知県美術館
『島田章三展』(2011年)



ちわ、クマ太郎ですくま

さてさて、愛知県美術館の『島田章三展』を観てきました。

いやー、これはなかなかいい展覧会で得したなぁ…
90年代以降はタッチがブラックやレジェっぽくなって個人的には好きじゃないんだけど、その前の作風が素晴らしいですね。


島田章三
《ノイローゼ》
合板に油彩 1957年 162.1×90
横須賀美術館


岡本太郎さんみたいに溢れるようなエネルギーを出してる時期もいいですね。


島田章三
《はこぶね》
キャンバスに油彩 1966年 193.9×259.1
個人蔵


島田章三
《母と子のスペース》
キャンバスに油彩 1967年 230.5×195
東京国立近代美術館


島田章三
《花嫁の構図》
キャンバスに油彩 1973年 162×162
個人蔵


そのあと(70年代後半~80年代)の作風は、遠くから観てはっきり判る、存在感を主張する不思議なタッチ。
これはうまく言葉で言えないなぁ…(笑)。


島田章三
《レストランにて》
キャンバスに油彩 1976年 200×100
個人蔵


オイラとしては、このままの作風でいて欲しかった。

でも、最近の作品も学術的に評価される部分があるんじゃないのかな、って思ってます。

とにかく、オススメの展覧会です。
ぜひぜひ行ってみてちょ~~くま


『島田章三展』
◆2011年9月16日(金)-10月30日(日)
 愛知県美術館
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愛知県美術館 →
(名古屋市東区東桜1-13-2)

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