はい、毎度おなじみ白鳥庭園(名古屋市熱田区)で
ございまーす
5月の初めに出かけました。
正門
門を入ると、
まず「鶴棚」(?)がお出迎え。
令和への改元記念の企画だそう。
新しい時代に向けて、それぞれの願いや思いを平和の象徴である折り鶴にしたため、庭園の藤棚につるそう!
令和の元となった万葉集には鶴が登場する和歌も多く、折り鶴が連なって垂れ下がる姿は見ごろを迎えた藤の花を思わせます。
(園内の掲示板より)
受付が混み合っていて参加できなかったけれど、
面白いアイディアね
で、今の季節は青もみじが美しい!
空も快晴
端午の節句近しで、
岐阜県の重要無形文化財「郡上(ぐじょう)本染め」の鯉のぼりが泳いでました
遊歩道の新緑の画像です。
雄滝
雌滝
ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ : ナンジャモンジャの木)が
満開でした
白鳥庭園のヒトツバタゴは植林したものですが、
天然のものは
長野県、岐阜県(東濃地方)、愛知県(木曽川流域)、長崎県(対馬市)のみに自生しているらしい
それらの地域では天然記念物に指定され、
また、絶滅危惧種としても登録されているようです。
知らんかった…
そして、いきなりタケノコ現わる!
ここにも!
遊歩道の隣が竹林なので…
このサイズじゃ、もう食べられませんが
そういや前の日だったか、
JR予土線で線路脇に生えていたタケノコに列車が接触して遅れが出た、というニュースがありましたな。
民家の畳を突き破って出てくることもあるし、
タケノコ恐るべし!
ちなみに、
この日の名古屋の最高気温は27.6℃
最小湿度は5%(←統計開始以来、最小の数値だそう)
川で水浴びをするスズメを発見。
池で甲羅干しをするカメを発見。
くすのき橋
こちらは青もみじと、茶室・清羽亭。
ヒラドツツジ(平戸ツツジ)が美しい~
ボタン(牡丹)も美しい~
昨年の11月から半年近く
かわるがわる花をつけていた梅の木も元気です
が、本当に梅なのか怪しくなってきた
さて。
この日のお目当ては、さつき茶会
初めての野点だ!
会場の入口はこんな風。
席はこんな風。
日なただと、ちと暑いぜよ…と思ったけれど、
ちゃんと木陰になっていて、
木漏れ日がいい感じでした
ご亭主は、表千家・水野明水さん。
柏の葉に包まれた、
その名も「柏葉」(はくよう)というお菓子、
おいしかった~
(もちろん、お抹茶もね)
通常のお茶会が開かれる清羽亭の、
露地の新緑もどうぞ。
茶室は山深い里にある庵に見たてられており、
苔や樹木は深山幽谷を表わし、
露地は里山に至る道すがら、心の塵、つまり雑念を払う場。
外露地(腰掛待合)から内露地(内腰掛)への飛石を進むと蹲踞(つくばい)があり、
客はそこで身を清めて席入りします。
里山の静かな風情をお楽しみ下さい。清羽亭
清羽亭と郡上本染め鯉のぼり。
清羽亭の濡れ縁ステージでは、
津軽三味線の演奏集団「和胤」(わいん)のメンバー、
佐久間翔太さんと山出陽介さんのデュオライブが。
高音パートで技巧派の佐久間さん(右)と
低音パートで安定感のある山出さん(左)。
なかなかいいコンビでしたよ
「白鳥庭園 春浪漫」
「白鳥庭園 さつき茶会」
◆2019年5月3日(金・祝)-6日(月・休)
白鳥庭園(名古屋)
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【津軽三味線「和胤」】
★ 津軽三味線「和胤」→
奏者5名のうち、左から二人目が佐久間さんです。
★ 白鳥庭園 →
(名古屋市熱田区熱田西町2-5)
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