愛知 豊田市美術館
『フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展』(2011年)

風景写真 カメラ1


毎日暑いし、身体はダルいし、
この展覧会、もう観られないだろうなぁタラーと半分以上あきらめていたんですが、、、
涼しい日を狙って7月末に出かけました~音符

夏休み期間中の日曜日でもそれほど混雑はなく、
比較的ゆったりと観られましたよ。
シュテーデル美術館(ドイツ、フランクフルト)からの出展作品95点のうち、90点が日本初公開目
レンブラント、フェルメールに代表される「オランダ絵画」。
ブリューゲル、ルーベンスに代表される「フランドル絵画」。
巨匠はもちろん、そのほかの作家の作品も見応えアリですグッ
(全5章、70作家、展示作品95点+資料5点)


今回のイチ押しは、


ヘンドリック・ファン・フリート
《デルフトの旧教会の内部》
板(オーク材)に油彩
1660-63年頃 50.6×59.7
シュテーデル美術館
風景写真 レンズ1

このひとは「建築画家」さんでしょうね。
それほど緻密というわけでも、リアルというわけでもないんですが、見ると心が落ち着きます……
教会内部の様子にはすごく惹かれるものがあるわピンクハート

【ヘンドリック・ファン・フリート作品集】



あと、強烈だったのが、


アドリアーン・ブラウエル
《苦い飲み物》
板(オーク材)に油彩
1636-38年頃 47.3×35.3
シュテーデル美術館
風景写真 レンズ2

うひゃあー、なんというヒドい顔爆弾
何を飲んだのか知らんけど、ワタシの口の中まで苦~~くなってきたっゲッソリ

このひとの作品はほかに《背中の手術》《足の手術》というのもあって、《背中の手術》も、見ていて痛~~くなってきたっゲッソリ
Mのみなさまにオススメしますニヤリ


こちらの殿方も、なかなか印象的……


バーレント・ファブリティウス
《自画像》
キャンバスに油彩 1650年 70.1×55.7
シュテーデル美術館
風景写真 レンズ3

マイケル・ジャクソンではありませんので、あしからずタラー


そのほかの展示作品~キラキラ


ヨハネス・リンゲルバーフ
《ナヴォーナ広場でのローマの市場》
キャンバスに油彩
1657-58年頃 85.5×137.4
シュテーデル美術館
風景写真 レンズ4


アールト・ファン・デル・ネール
《月明かりに照らされた船のある川》
板(オーク材)に油彩
1660-70年頃 35.2×49.6
シュテーデル美術館
風景写真 レンズ5


フレデリック・デ・ムシュロンとアドリアーン・ファン・デ・フェルデ
《フランシュヴィルの城のある風景》
板に油彩 1669年頃 40.4×52.4
シュテーデル美術館
風景写真 レンズ6


アブラハム・ミニョン
《合金の盆の上の果物とワイングラス》
板に油彩 1663/64年頃 34.9×44.8
シュテーデル美術館
風景写真 レンズ7


巨匠の作品も忘れずに……


レンブラント・ファン・レイン
《サウル王の前で竪琴を弾くダヴィデ》
板(オーク材)に油彩
1630-31年頃 62×50.1
シュテーデル美術館
風景写真 レンズ8


ぺーテル・パウル・ルーベンスとヤン・ブックホルスト
《竪琴を弾くダヴィデ王》
板に油彩
1616年頃-40年代後半 84×68
シュテーデル美術館
風景写真 レンズ9


ヤン・ブリューゲル(父)の工房
《ガラスの花瓶に生けた花》
銅板に油彩 1610-25年頃 22.6×18.4
シュテーデル美術館
風景写真 レンズ10


そして、今回の目玉~キラキラ


ヨハネス・フェルメール
《地理学者》
キャンバスに油彩 1669年 53×46.6
シュテーデル美術館
風景写真 レンズ1

11年前に大阪に来たこの作品、愛知では初お目見えなんですね。
が、が、、、
フェルメールよりも、
その左右に展示されていたファルクの古地図と地球儀・天球儀のほうに食いついてしまったワタシですパンチ!
(3つとも家に持ち帰りたかったぁぁ~~タラー


ぜひ、実物をご覧くださいませピンクハート


『フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展』
◆2011年6月11日(土)-8月28日(日)
 豊田市美術館(愛知)
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(豊田が最終会場です)


豊田市美術館 →
(愛知県豊田市小坂本町8-5-1)

シュテーデル美術館 →

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