名古屋市美術館
『レンブラント 光の探求/闇の誘惑』(2011年)

風景写真 カメラ1


ちわ~、クマ太郎ですくま

名古屋市美術館のレンブラント展に行ってきました。
「光の探求/闇の誘惑」という副題が付いているように、今回は版画をメインにしながら、レンブラントと当時の画家(工房)の作業を浮き彫りにするという試みです。

お気に入りはこの2点。
ぜひ展覧会に行って、まじまじと観賞することをオススメします。


レンブラント・ファン・レイン
《アトリエの画家》
板に油彩 1628年頃 24.8×31.7
ボストン美術館
風景写真 レンズ1


レンブラント・ファン・レイン
《病人たちを癒すキリスト(百グルデン版画)》
エッチング、ドライポイント、エングレーヴィング 
1648年頃 27.8×38.8
レンブラントハイス美術館
風景写真 レンズ2


現代の我々は、夜でも明るいために「闇」という言葉自体の重みを感じることが少なくなってしまいました。
当時の蝋燭やオイルランプなどの小さな明かりを、人々はどれほどの明るさで見つめたのかを、これらの作品から味わっていただけたらと思います。

また、版画という当時ではテクノロジーの最先端とも言うべき技法を、レンブラントはどのように極めたのかということも、年代を追って技法の変遷など判り易く展示されています。

そうそう、すっかり定着したなーと思うのは、音声ガイドの声を著名な方が担当しているということです。
今回は辰巳琢郎さん。
なかなかオバサマキラーなお声でいいんでないかい!?

見応えたっぷりなレンブラント展、山の動物仲間も誘ってもう1回行くべかな音譜


『レンブラント 光の探求/闇の誘惑』
◆2011年6月25日(土)-9月4日(日)
 名古屋市美術館
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(名古屋が最終会場です)


名古屋市美術館 →
(名古屋市中区栄2-17-25 白川公園内)

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『レンブラント 光の探求/闇の誘惑』①(2011年)
・『レンブラント 光の探求/闇の誘惑』③(2011年)


【レンブラント・ファン・レイン作品集 : 自画像】


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