東京 国立西洋美術館
『ゴヤ 光と影』(2011-12年)

風景写真 カメラ1


今年は宮崎に帰らず、年越して
なんと新年早々東京に行ってきました~ドキドキ


その東京旅行で行った
プラド美術館所蔵『ゴヤ 光と影』


スペイン国立美術館であるプラド美術館の作品に
国立西洋美術館などが所蔵する版画作品を加えた123点、
本格的には40年ぶりに日本で公開とのこと。


国立西洋美術館の前
風景写真 カメラ2


そっか、もし今から40年後って考えると、
一生に一度のチャンスとも言えるわけですね・・・!!


さて、作品を見ていきましょう~♪


宮廷画家として活躍したゴヤ。
「国王夫婦以下、僕を知らない人はいない」と友人への書簡に書いたほど。


フランシスコ・デ・ゴヤ
《スペイン王子 フランシスコ・デ・パウラ・アントニオの肖像》
キャンバスに油彩 1800年 74×60
プラド美術館
風景写真 レンズ1

オレンジが映える~


フランシスコ・デ・ゴヤ
《日傘》
キャンバスに油彩 1777年 104×152
プラド美術館
風景写真 レンズ2

タピスリー用原画としてかかれたもので、
平和なあたたかい感じのする作品。
女性の服の色合いが白雪姫を連想してしまった・・・


フランシスコ・デ・ゴヤ
《着衣のマハ》
キャンバスに油彩 1800-07年 95×190
プラド美術館
風景写真 レンズ3

ゴヤの代表作。
《裸のマハ》と対をなすこの作品、
2枚は国王夫妻の寵愛を受けた。


女神の姿を借りて女性を描く時代から、
現代女性が絵に登場する時代への転換がうかがえる。


フランシスコ・デ・ゴヤ
《猫の喧嘩》
キャンバスに油彩 1786-87年 56.5×196.5
プラド美術館
風景写真 レンズ4


《猫の喧嘩》(部分)
風景写真 レンズ5

なんとなく、めずらしく、ほのぼのとした作品と思ったので。
猫好きな従姉を思い出しました♪


絵画のほかに多かったのは版画。
版画集〈ロス・カプリチョス〉の作品がずらー。
象徴、伝統にとらわれない自由な発想、という意味を持つらしい。
聖職者の堕落を批判している。


また、ナポレオンの侵略、戦争と混乱の中でつくられた作品は、社会への批判、世の中の不条理さなどをあらわしたものが多く、
モノクロということもあり、心がずーんと重くなってしまいましたガーン


それも現実。なんでしょうけどね。


フランシスコ・デ・ゴヤ
《空を飛ぶ犬〈素描帖G〉5番》
紙に鉛筆 1825-28年頃 19×15
プラド美術館
風景写真 レンズ6

《空を飛ぶ犬》は、
まるでデスノートを背負った犬、でしたパー


今回、ゴヤの人間らしさ、人間くささが伝わるような、
そんな作品展だったと感じました~黒猫


『ゴヤ 光と影』
◆2011年10月22日(土)-2012年1月29日(日)
 国立西洋美術館(東京)
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(東京都台東区上野公園7-7)

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