愛知県美術館
『カンディンスキーと青騎士展』(2011年)



ちわ~、クマ太郎ですくま

久々に展覧会に行って来ました。
愛知県美術館の『カンディンスキーと青騎士展』です。

体調も良くなかったし、デロデロに疲れてましたが、なかなか良い内容に元気をもらいました。
作品もカンディンスキーだけでなく、その友人・理解者のものも含めて、時代が何を要求していたかを知ることが出来ます。
最近、名古屋の市美・県美と、景気の煽りを受けながらもずいぶんと工夫のある展覧会をやってます。
いいことだと思いますので評価してあげて欲しいです。

今回のオススメはこの三枚。
友人のヤウレンスキーとヴェレフキンのくつろぐ様子の一枚が、特にいいですね。


ガブリエーレ・ミュンター
《ヤウレンスキーとヴェレフキン》
カードボードに油彩
1908/09年 32.7×44.5
レンバッハハウス美術館


ガブリエーレ・ミュンター
《テーブルの男(カンディンスキー)》
カードボードに油彩
1911年 51.6×68.5
レンバッハハウス美術館


ワシリー・カンディンスキー
《「コンポジションⅦ」のための習作2》
キャンバスにオイルテンペラ
1913年 100×140
レンバッハハウス美術館


カンディンスキーらしい作品も良いのですが、こうした「日常を描きたい時に描いた」小品は、後々我々が当時を思い浮かべてみるために残された痕跡となります。
ありがたい。

お近くの方はぜひご覧くださいくま


『カンディンスキーと青騎士展』
◆2011年2月15日(火)-4月17日(日)
 愛知県美術館
・Twitter →
兵庫県立美術館山口県立美術館に回ります)


愛知県美術館 →
(名古屋市東区東桜1-13-2)

レンバッハハウス美術館 →

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『カンディンスキーと青騎士展』①(2011年)


【ガブリエーレ・ミュンター作品集】


・テーマ「表現主義」の記事一覧 →