初めて海外で生活し始めたのは、ドイツです。それまでは勿論海外旅行はしたことはありましたが、せいぜい長くて1週間です。
しかもヨーロッパはそれまで一度も行ったことがありませんでした。
長期間海外で暮らしていけるのだろうか?言葉とかどうするんだろう?住むところとかどうするんだろう。
そんな不安よりも若干、頭の中がお花畑だった私は、ワクワク感のほうが上回っていました。

それまでの日本での仕事は自営業が大半を占めていましたが、
自営業のほうは上手くいかず、自分のビジネスをたたんで、
海外に出る前は転々と職を変えフリーターのような生活をしていました。
20代前半に思い描いていた人生とはかけ離れた生活に嫌気が差し、
海外生活というのに憧れを持っていたと思います。
今思えば、憧れというよりも逃げに近いでしょう。
次のバイト先を探していた時、海外の求人があるのをネット上で見つけたので、
ダメ元で応募していました。
なにせビジネス英語もできるわけでなく、立派な職歴があるわけでもありませんでした。
自信なんてありません。
そんな時ドイツの和食レストランから声がかかり、
海外に出る(逃げる?)私の決意の後押しをしてくれたのです。