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<目次>
相手の立場で説明する重要性
整体業(療術業)に携わる方の多くは、患者に対して専門的知識で説明しすぎているように思う。
例えば、骨格の問題を説明するにしても、特定の筋肉や神経の名称を学術書に掲載されている言葉そのままに患者に解説したりする。
お互い同じ立場(同業者等)であれば、もちろん問題ないであろう。
しかし、不調で自院を訪れる方々は決して専門的知識を学ぶために来ているのではない。
前述において、次回施術の際、患者の環境に合わせた伝達を行う重要性について解説した。
相手の立場をしっかりと把握して、信頼を得る方法で説明しなければならない。
専門家ではあるが、あくまで相手の立場になって考える必要がある。
指導者がその知識を相手に伝える場合には、どのような知識であっても相手の立場になって理解できる内容に組みかえなければならない。
専門的知識をそのまま説明した場合、相手はその内容を理解できず、信頼は得られないだろう。
回復法の施術家(指導者)においては、相手の回復を第一に考え、骨格診断から導き出した専門的な情報を相手にわかりやすく説明することで、回復カリキュラムを組み、次回の施術を提案することが大切である・・・