茸の化けとは!
昔あるところに山奥に一人で住んでいる婆さまがおった。
ある日の夜、婆さまが囲炉裏の前で糸を紡いでいると、どこからやって来たのか若い娘が3人目の前に座っておった。
娘達は『婆さま、おら達と遊ぶべ。』と言って
不思議な唄を歌いだしたのだった。
婆さまは、その不思議な唄に聴き入ってるうちにいつの間にか眠ってしまったらしく、目が覚めると朝になっていた。
娘達も消えていた。
その日もいつものように山仕事に出掛けたのだが、どうも身体がだるい。
そして夜。
昨夜の娘達がまたやってきて、昨夜と同じ様に歌い踊り、朝になるとまた消えていた。
そんなことが7日7晩続き、それに伴い婆さまの体力も日に日に衰え、もう山仕事に行く事も出来なくなっていた。
このままでは命を取られると感じた婆さまは、
娘達が歌う唄の中に『碓氷峠のホウカク坊』という坊様の名前が出てくるのを思い出し、碓氷峠を訪ねることにした。
『それは、山の化物が一人暮らしの婆さまに目をつけて取り殺そうとしとるのよ。』
ホウカク坊は言った。
『坊様、私は一体どうしたら良いのでしょう?』
『なあに、心配無い。娘が来たらナスをたっぷりご馳走してやれ。そうすりゃ大丈夫、大丈夫。…わっはっはは。』
その日の晩もやはり娘達がやってきたので、婆さまは早速ナスを煮て娘たちに振る舞った。
その後、気を失った婆さまが目覚めると朝になっており、娘達が居た場所にはお椀が1つづつ伏せてあった。
椀を開けると、そこには茸が転がっておったそうな。
山の茸が美しい娘に化け、婆さまを取り殺そうとしていたのだ。
恐ろしい茸の話じゃった。
ちょうど夕飯時に放映しており、その後風呂に入ることができなかった程幼い主に恐怖心を植え付けた作品です。
作品の壁を超えてツイステッドワンダーランドの世界から長谷部だらけの本丸にやって来たジェイド。
企業マウントを取られ早くもオーバーブロッドしそうなわんぱくべ。
どうなる!?もふもふ隊!!(たぶんどうもなりません。)
青さん、きのこアイテムたくさんありがとうございます!