道歌 恋の歌(7) 月はいつも頭上に輝いている | タロット占い&道歌・恋の歌 ~海棠 わき~

タロット占い&道歌・恋の歌 ~海棠 わき~

桜井識子さんに感化されておみくじ帖なるものをつけています。
おみくじや古今の和歌、昔の人が残した道歌や恋の歌、
そしてタロットカードから得た教訓と感動を投稿しています。
現在はタロット修行中でタロット投稿多めですが、道歌やおみくじの歌投稿も頑張ります!

出所)写真ACgarakutaさんの作品に海棠が歌を追記

 

人はとかく近視眼的で、曇れば悩み、晴れゝば喜び、

 

得れば楽しみ、失へば悲しむ、

 

といったように、目の前の事に心を動かされます。

 

大所から物事を観察する工夫を積みたい。

出所)道歌清談 八波則吉 著(昭11)

 

クローバー登場人物紹介はここを見てね 

 

師匠
 

また八波則吉の「道歌清談」から道歌を一つ紹介しよう。「道歌清談」では、この歌の意味をこのように上差し説明しておる。

 

 

人間だもの、いいことがあったら喜ぶし、辛いことがあったら悩んだりくよくよするのが当たり前じゃない?照れ

それの何がいけないのかと思うけど。

 

わきちゃん
 

私も坊と同じで、うれしいときは思いっきり喜ぶのでいんじゃないと思う。でもちょっとこの歌が言っている意味に心あたりがあります。

また、神様に願掛けしていた時のエピソードになるのですが、願掛けしていてなかなか叶わない時って、悩んでもくよくよしても解決につながるわけでもないのに、うだうだ悩み続けてしまうよねショボーン

 

師匠
 

そうじゃな、わきちゃん流に言うと、もう神様は願いが叶うように準備中なのかもしれないのに、月は見えないだけでもう雲の上にあるかもしれないのに、暗闇の中にいると嘆いているような状況を戒めてもいる歌だと思うぞ。

 

 
 

楽しみすぎと言えば、そういえばオレは、小さいときに遊園地に行く前日に限って熱が出ちゃったりおなか壊したりしてたことあるな。うれしすぎて興奮しすぎちゃって・・・

 

師匠
 

そうそうそう、喜びすぎも神経が高ぶって人間には毒な時もあるらしいんじゃよ。

喜びすぎも毒、悲しみすぎ、くよくよしすぎも毒というところじゃな。

 

今は暗闇の中にいると思っている方、

出口が見えないと思っている方に、

少しでもこの歌が励ましになればいいと思います。

 

雲に隠れて見えないだけで、私たちの頭上には

 

いつも月が輝いていることを思い出していただければ・・・

 

↓ 道歌 恋の歌 次の歌はこちら

 

このブログのテーマ一覧