筋膜の記憶装置の話の続きです。
ティッシュメモリーに関しては、いまだ研究中で
細かいデータもないので、半分イメージや体感での
世界の話なのですが、
そういうのもあるなぁ~という感覚的のは
大抵、後付けで理論が構築されてきます。
感覚って結構大事なんです。
筋膜の中には触圧覚や熱などの外からの刺激を感じ取る外受容器や
位置の情報をもたらす固有受容器が存在することが確認されています。
机の上のものをとるといった動作でも今までは脳が全て指令を出している
と考えられていました。
しかし、最近の研究では
微妙に手のひらを傾けたり、指を伸ばしたりといった
巧緻動作には深部の筋膜が筋を強調させて制御している
事がわかりました。
このようなことからも筋膜の記憶装置の可能性が考えられます。