我が職場が誇る最強のパートさんと部外の女性との会話です。
あまり詳しくは言えないのですが、要は立場の異なる二人の会話ということです。
ちなみにパートさんのほうが五つ六つ年上です。
パートさん「先日お渡しした書類はお持ちいただけましたか?」
女性「(堂々と)持ってきてませんが」
パ「紛失されたんですね?」
女性「無くしたんじゃなくて、見当たらないだけ。」
私「(女性に聞こえないように)そういうのを世間では『なくした』というのです」←代書屋の主の口調で
落語の演目で『代書』ってご存知ですか?
二代目枝雀師匠の代書に登場する主人公の松本留五郎と代書屋の主みたいなやり取りでした。
それは大体こんな感じです。
代書屋『履歴書がご入り用ということは、あなた就職でもなさるんですか?』
留五郎『いやっ、ちゃいまんねん。横町の町工場(マチコウバ)。えー町工場で夜警をナニするっちゅうことになりましてね。それで、りぃ、りい、履歴書を持て来い、っちゅうことですな。…就…職…というようなことではないと思います。』
代『そういうのを、就職…というんです。…けったいな人や。』
「いやー、我々もナメられたもんやね」と後でパートさんと話をしましたが、、、
その書類がないと不利益を受けるのは当の女性なのに、紛失しても悪びれるふうでもなく終始『上から目線』でした。
そこまで偉そうにできる自信とか勇気はどこから湧いてくるんだろ?
日本の教育も地に落ちたと思う一方、どんな事があっても胸を張って生きていける人間が育っているのだから、まあエエか?と日記には書いておこう。咳声喉に浅田飴
↑古っ!
先日鬼籍に入られた永六輔さんに敬意を表して……合掌