よそ見をする人たち | 嘉立 智・雇用環境整備士が伝えたい 心の整理術

嘉立 智・雇用環境整備士が伝えたい 心の整理術

一生懸命しているのに空回りしている。こんがらがった糸をほぐすように、心の中の大切な宝物を探します。

話をしているとき
相手の視線を感じています

また相手も
貴方の視線を感じています

だから、

視線が大きくよそ見をされると
何かあったのかと感じます


何かを思いだすために、
思考を回転させる為に
視線が左右、上下に動く事は
そう気になりません
誰もが自然に行っています

でも

相手の背後にあるものに
反応して
視線が想定外に
動くと
相手は?
何があったのかと気になります。

発達障害の人の中には
無意識に
動くものをとらえてしまい
集中力を欠いている事があります

本人は気がついていないため
一瞬
言葉を聞き漏らしています

相手が何かあったのかと
視線の先を振り返ると
その時
相手が視線を先にそらしたと
誤解します

話を聞いていないわけではありません、
マナーとして一生懸命聞いています
でもそれよりも
眼の前の動くものに
体が自然と反応しています

落ち着きがないと
誤解されるのも仕方ありません

目線を外したとき
話すのを止めても気が付きませんが
視線が戻ったときも
少し間を空けると

何故話をしないんだと
言わんばかりに見つめてきます

対応方法は、
気にしない事です
彼らの行動に深い意味は
ありません

とても素敵な人が通った
とかではありません

ただ
集中力を持続して
話を聞いて欲しい時には
彼らの視線の先に
動く物がないほうがいい

視線をそらした時には
もう一度
繰り返し
伝えてください

話がつながらなくても
わかったつもりで
聞き流している時があります
また、
わからないことがわからないこともあります

センサーが人より多く
過敏に反応しているのではないかと
思います
だから
疲れやすかったり
意識がそれたりするのかもしれません

上司の方は
相手のペースに
合わせて話をしてあげてください