子供の効果的な叱り方は? | 嘉立 智・雇用環境整備士が伝えたい 心の整理術

嘉立 智・雇用環境整備士が伝えたい 心の整理術

一生懸命しているのに空回りしている。こんがらがった糸をほぐすように、心の中の大切な宝物を探します。

スーパーでレジに並んだ親子

周りの商品を触る子供
お母さんは
「やめなさい」とスマホを触りながら注意
少しのあいだはやめる子供でも
残念ながらまた触り始める

「やめなさいって言ったよね」
そして繰り返される
タッチ行動

「いい加減にしなさい」

「何度言ったらわかるの止めて」

「恥ずかしいから止めて」
最後に
「もうおやつは無しよ」

 子供はなぜ触るのか?

新しい商品に興味がある
お母さんの行動を真似している
お母さんに見てほしい
まだスーパーでのマナーを身につけていない

触る間子供は
無言ではない
ずっと喋っている

「お母さんこのトイレットペーパーいい匂いするよ」

「わ!こっちもいい匂いがする」

「あこれ知ってる(お母さんに振り返る)」

「これいる?」

「ミッキーマウスがいる、プーさんはなぜいるの?」

お母さんは子供の
問題行動しかみえていない

お母さんの気を引こうとしているように
感じる

例えば
「そう、いい匂いなんだね」
と返したらどうだろうか
更に
やって欲しい行動
「お母さんの横に来てカート押してくれない」
子供は真似が好き
お手伝いも好き

禁止行動ばかりの命令は
なぜ駄目なことなのかは
理解できません

商品を何度も触りながら歩く行為は良くない
誰が触ったかもわからないし
殺菌がついているかもしれない
また、自分の雑菌もつけてしまうかもしれない
触り続けると形が変形してしまうかもしれない

まずはルールとして
買わない商品は触らない

ルールを伝えてえることもわすれないで

日々家事や子育てに忙しいし
スマホで新しい情報を見なくてはいけないかもしれないけど
その間に起こる
子供が日々成長する新しい輝きを見逃してほしくはない


子供に反応しましょう!
あなたを見ているというシグナルで名前を呼んであげましょう
ルールを伝えます
やってほしい行動も指示します

それ知っているよ
〇〇(子の名前)買わない物は
触ったら駄目なのよ
お店の物だから
お願い
お母さん、これ持つの手伝ってくれる?

予定のお菓子をレジに並んで
買う練習にもなります