自然に彩りを添えて(1) | ころころな趣味。

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本日も新シリーズでいきます!

その名も、『自然に彩りを添えて』シリーズ。

連載計画を発表したときは『自然の彩り』というタイトルでしたが、この名称に変更してスタートいたします。

 

その内容とは、街中や道端、公園や山の中などで出会ったお花たちを紹介するというもの!

花を紹介するのは『いきものウォッチング!』シリーズで行おうと考えていたのですが、『いきものウォッチング!』では動物のみを紹介することにし、植物はこちらの『自然に彩りを加えて』シリーズでお見せすることに決めました。

 

 

さてさて、癒しを与えてくれる可愛くてきれいなお花たちの姿を、ご覧あれ!

 

 

 

No.001

アフリカン・マリーゴールド(キク科コウオウソウ属)

学名:Tagetes erecta  英名:African marigold  和名:センジュギク

原産地:中央アメリカ、メキシコ

開花時期:4月-10月

花言葉:健康・下品な心(イエロー)/予言・絶望(オレンジ)

誕生花:9月2日(イエロー)/8月20日(濃黄)/10月16日(オレンジ)

鳥居平やまびこ公園にて 2014年7月27日撮影

 

トップバッターを飾るのは、マリーゴールド!

暑さに強く、目にも眩しい黄色やオレンジ色の鮮やかで大きな花を咲かせるマリーゴールドは、夏の花壇の定番品種としてよく植えられている姿を見かけます。

あいみょんの歌にも採用された花としても有名ですね!

 

こちらのマリーゴールドは、長野県の諏訪湖付近にある鳥居平やまびこ公園で見かけたものです。

撮影日は7月27日というあつ~い夏の真っただ中でしたが、ビビッドでどこか清涼感のある黄色やオレンジ色の花を見ていると、夏の暑さも忘れるようです。

 

マリーゴールドと一口に言っても、品種は様々あるのですが、こちらは特にアフリカン・マリーゴールドと呼ばれるものと思われます。

ポンポンのような大きくて丸い花弁が特徴的で、その花弁はよーく見ると細かく幾重にも重なっています。

う~ん、なんともゴージャス。

 

マリーゴールドは春頃に咲き始め、遅咲きのものは秋まで花を咲かせるという、長い開花時期を誇る花であるため、アフリカンマリーゴールドにはセンジュギク(千寿菊)という縁起の良い和名がつけられています。

黄色いマリーゴールドの花言葉である『健康』も、開花時期が長いことにちなんでいるようですね。

しかし、黄色いマリーゴールドには『下品な心』というネガティブな花言葉もあります。それは、マリーゴールドの特徴である黄色がキリスト教圏においては“裏切り”を象徴する色だから。『最後の晩餐』でユダが着ていた服の色です。

また、オレンジ色のマリーゴールドにも『絶望』という不穏な花言葉が付いていますが、こちらはギリシャ神話が関係しており、太陽神アポロンと美少年クレムノンとの間に起こった悲しい逸話に由来してつけられたもの、だそうです。

 

ネガティブな花言葉をもっているために、マリーゴールドはギフトフラワーとしては憚られることもあるようですが、素敵な花言葉もあるのは間違いないため、育てて鑑賞して楽しむだけでなくプレゼントにするのもアリだと思います。

もちろん、人に贈る際は、マリーゴールドを選んだ真意をしっかりと伝えて渡した方がよいでしょう。

 

 

 

 

 

夏の暑い日、けたたましい蝉時雨が降り注ぐ中、一面に咲く色鮮やかなマリーゴールド。

なんだか夏の暑さを忘れてしまうような、不思議な感覚を味わったような味わっていないような。。。

…いやはや、とっても綺麗でした。