草ヒロ趣味。

草ヒロ趣味。

このブログは、草ヒロ趣味人のころころが見つけた草ヒロを紹介するブログです。
たまに旧車やネオクラ(90年代車)、そしてクルマ以外のネタも紹介します。ごゆっくりどうぞ♪

センター試験改め、共通テストが今年からいよいよスタート!

そして今日は第一回共通テストの一日目!

 

結局、記述方式の採用や英語民間試験の導入は一旦見送られることになったし、センター試験と大きく変わることはそれほどないかな??

 

受験生の皆さん、頑張ってください!

いち塾講師として、心から応援しております!!

 

 

 

…あ、ブログの通常更新ももちろん行いましたので、まだご覧になっていない方はご覧くださいませ。

トヨタ ハイエース

標準バン 4ドア

1977~81年式

山形県にて 2015年7月19日撮影

 

年式の割に朽ち方が激しかった新幹線ハイエース。

ちょうど東海道新幹線を彷彿とさせる、白地に青いストライプのカラーリングを身にまとい、『新幹線ハイエース』という愛称を体現している

かたちとなっておりました。

 

右サイドやルーフの錆が特に酷く、ルーフに至っては上の皮が剥がれかけているような状態に。台風が来ればベリッと剥がれて車内が露わになってしまいそうな勢いです。

スライドドアも、これまで何千何万回と開け閉めされてきたのでしょう、レールにしっかりとハマらず、ドアが傾いてしまっています。あたかも、子供に酷使されてガタガタになったスライドドア付きのトミカを見ているようです。

 

 

 

『草ヒロ“撤去”物語』について知りたい人はコチラ
『草ヒロ“撤去”物語4』の登場人物について知りたい人はコチラ


前回のおはなし

松本 「…さーて、一分経ったー。…はて、どこいったのかなー、アイツらは。」
原 「うーん、さあねェ…。」

チャン 「チャンさんちゃんと草研なんか見ず目ーつぶてたアルヨ?」

大月 「うん、チャンさんえらいね。俺も、あいつらの言いつけはちゃんと守ったからね。どこ行ったか全く分からないよ。」
原 「ククク…奴等の姿なんて見なくても、発見した草ヒロのことは筒抜けなんだけどね…まったく!」

松本 「アイツらが草ヒロを見つける前に、こっちもこっちで探索しちゃいましょ。」

大月 「そうだね。草ヒロ研究所の研究員の名乗りながらして、案外草ヒロ見つけるの下手くそかも知れないしね~。」

チャン 「待つだけでも時間ムダアルネー!」

原 「…ま、この辺りにはまだまだ草ヒロは眠ってるだろ。すぐに見つけてしまうさね。」

松本 「よしじゃあ、アタイたちも出発しましょー!」

――数分後…――

松本 「…あ、もう見っけたー。」

大月 「おお、ホントだ!まさかこんな近くにあるとは…」

原 「フン、奴等は見つけてないようだねぇ。」

松本 「そうですねー。草研の発見を逐一報告してくれるってわけでもないから分からないけど、でも今回の場合はまた別ですよね。見つけたら必ず何かコンタクトがあるはず。」

チャン 「ナラあの草ヒロ、草研ヤツら見つけてないてことアルネー!やぱり草ヒロ見つけるへたくそアル!」

大月 「まったくその通りだよね、チャンさん。…だってあの草ヒロ、さっきのハイエースからすぐ近くの場所じゃないか。」



No.037
日産 バネットコーチ
ジャマレベル:★★☆☆☆(建物前放置されてて邪魔アル!)
景観悪レベル:★★★☆☆(広々した所放置されてるアルから、遠くから目立つネー。それに建物出入りするとき嫌でも草ヒロ見ることなるアルヨ!)
貴重レベル:★☆☆☆☆(ずきーによると、上級でもこのクルマ珍しくないアルネ…ちょと残念…。)
総合評価:価値無くても草ヒロはてきょする限るアル!このまま草ヒロ消えてなくなるヨロシ!

 

大月 「ここからでも分かる。アレはバネットのようだね~。草ヒロではよく発見されているありふれた車種らしいよ。」

松本 「ふーん、さすがずっきー。よく知ってるのね。」

大月 「ストライプがあるところを見ると、上級グレードだなありゃ。」

チャン 「上級アルか!?ありゃ中々高そうアルネー!」

原 「まったく…チャンさんはすぐそういう言葉に反応するんだからねェ笑」

 
松本 「……あっ、草研、草ヒロを発見したみたいよー!」
大月 「ええっ?もう?」

チャン 「意外とやるアルナー。」

原 「まったく…せっかく草ヒロを見つけたばっかりだってのにねェ。…ま、遅れるのもアレだから、とっとと向かうさね。」

松本 「そうですね。アタイらチャリだし、早めに行かなきゃ。」

大月 「場所はもう記録したよ~。」

松本 「おけー!あんがと~。」

チャン 「チャンさん草ヒロメモ書き終わたアル!さそく草研見つけた草ヒロ所、向かうアル!」

大月 「おーっ!……って、そうだ!写真撮ってなかった!」

松本 「ちょっとちょっとずっきー?こんな急いでるときにー?」

大月 「ゴメンゴメン…ハハ…」
原 「瑞季はこういうところでおっちょこちょいなんだねェ…まったく!ウチらはもう先行ってるよ。」

大月 「はいはいっ!」

大月 (さーて、急がないと…!)カシャ!!

 


つづく


…その後、この草ヒロは撤去されてしまったそうな。

ストリートビューより…“その後の様子”

建物の前に堂々と居座っていた、邪魔かつ景観を破壊していた草ヒロは…

 


見事に撤去される運びとなりました。

それにしてもスッキリしましたね。やはり町はこうあるべきものです。


「この物語と、この物語に登場する団体・人物は全てフィクションだ。実在するものとは一切関係無い。」
「なんか今回の草ヒロ写真、メチャクチャピンボケしてません?」
「…むむむ。その通りだな。…場所は正確に記録されていたから、見ての通り草ヒロは無事撤去できたが、草ヒロの写真は見事に失敗してしまったようだ。」
「そこんとこシッカリしてほしいもんすよね~。まあ、草ヒロ写真の失敗は、焦りがちな初心者にはままあるミスだってことは分かってるんですけど。」

「…まあまあ。失敗して人は成長していくもんだからな、故意ではないようだし、最初の失敗は許すってもんだ。…それにちゃんと、件の失敗写真を撮ってしまった大月は、写真撮影を失敗した事実とその原因、そして再発防止の報告書を提出してきた。それで今回は大目に見てやったぞ。」

「流石です!ボス!御心が広いっ!」

ダイハツ ハイゼット55ワイド

スライドバン スーパーデラックス(H-S60VD)

1977~79年式

長野県飯田盆地にて 2014年12月21日撮影

 

雪と草地がまだらに広がっていた広大な果樹園地帯にて、ハイゼット55ワイドの後期型を発見しました。

ボディには赤色と黄色が混在しておりましたが、恐らく元も色は黄色で、赤色は錆止めの色でしょうね。

しかし、よくよく見てみると、スライドドアレールや窓ガラスのパッキン付近といった錆びがちな箇所はシッカリと錆びており、果たしてさび止めの効果がきちんと発揮されていたのかについては疑問符が付きます。

ヤードにはアメ車がまだまだたくさんいました。

今日登場するアメ車は2台!

 

 

 

 

フォード マーキュリー・エイト

1949年式

神奈川県西部にて 2015年4月2日撮影

 

前回のシボレーのように、またしても車種が分からずお手上げ状態になくなるところでしたが、ボディをよくよく観察してみると…フロントフェンダー部に“MERCURY”と書かれていることが判明したため、なんとかかんとか車名までたどり着くことができました。

 

マーキュリーは、フォードの最高級ブランドであるリンカーンよりも大衆寄りの高級ブランドとして設立されたブランドで、このエイトという名前のクルマはそのマーキュリーの中でもエントリーモデル的位置付けの車種だそうです。

そしてこれは3代目となるエイト。

3代目は1949~51年まで製造されましたが、フロントウインカーのデザインからすると、最初期モデルの1949年型と推測されます。

 

 

 

 

さて、もう一台のアメ車に行ってみましょう。

 

ゼネラルモーターズ ビュイック・ロードマスター

1991~96年式

神奈川県西部にて 2015年4月2日撮影

 

いかにもギャングが乗っていそうな、悪い顔をしたクルマ。

立派な髭を蓄えたマフィアのドンのように見えるこのクルマは、ゼネラルモーターズの中級層を担うブランドであるビュイックのロードマスター…だそうです。

フロントグリルに刻まれた“BUICK”の文字がなければ、またしてもお手上げになるところでした。

このクルマ自体は、名前は知らなかったとしても見たことはあるんですけどねぇ。

 

それにしても、デザインがとにもかくにも惚れ惚れする程カッコいい…!!

80~90年代のアメ車ってどうしてこうもしびれるデザインばかりなのでしょう??

50~60年代のアメ車のデザインも好きですが、80~90年代のアメ車のデザインもまた違った良さがあります。アメ車には明るくない僕ですが、“アメ車”というクルマは普通に好き。

他の国々のクルマとは大きく違う、独特の味付けが虜にさせてくれるようです。

スズキ キャリイWide

三方開 スタンダード(ST20)

1976~77年式

神奈川県にて 2015年1月18日撮影

 

人の根が入らなくなって久しい、土地が荒れ放題になってしまった忘却の地に、神奈川県らしからぬ草ヒロが2台も眠っていました。

飼料タンクがあり、この場に家畜特有の匂いが漂っていたことから、ここはもともと畜産場だったと思われますが…横倒しになった飼料タンクが哀愁を誘っています。

 

眠っていた草ヒロの内、今回紹介する一台はスズキのキャリイです。

歴代キャリイの中では年式の割には全然見かけない、キャリイワイドこと、ST20キャリイでした。ヘッドライトベゼル間を結ぶように2本のモールが装着されているタイプ(片方は脱落していますが)ということで、キャリイワイドの中でも初期のモデルで、グレードはスタンダードだということが分かります。

これよりも年式が古いL40やL50の方がよっぽど多く見かけるので、神奈川県で発見したということも手伝って、この草ヒロを見つけた時は小躍りしたくなるほどの嬉しさがこみ上げてきました。

錆びて鉄板が劣化し、ひん曲がった屋根に穴の開いたボディ。そのボディに絡むのは蔦や草。垂れ下がったワイパーや欠落したバンパー…ひとつひとつの小さな要素が集まって、それはそれは素敵な草ヒロに仕上がっておりました。

 

 

JAFのシール。

JAFバッヂを身に付けた草ヒロはそれなりに見かけてきましたが、この手のシールは初めて見ました。

見たところ、神奈川支部限定のシールのようです。

【はじめて見る方へ】
毎週月曜日に連載している当シリーズは、当ブログがこれまで連載してきたシリーズを振り返って紹介するシリーズでございます。
ブログが始まった2010年1月2日から、10周年を迎える2019年12月31日までに連載したシリーズの一覧表はコチラ! 


前回:『夏休み!西の自動車博物館を訪問!』シリーズ
 


『春のうららの道志川』
シリーズNo.:051
連載期間:2014年2月12日~同年3月12日
連載回数:5回
連載形式:毎週水曜日/大連載計画PartⅣ
撮影日:2013年4月5日
ジャンル:カー探
紹介台数:5台

【日産:2 ダイハツ:2 三菱ふそう:1】
【草ヒロ・放置車:4 ヤード:1】

○ 概要 ○
ご覧の通り、滝廉太郎作曲の『花』という楽曲のワンフレーズ;『春のうららの隅田川』をもじったシリーズ名である。

その名の通り、春のうららかな陽気に包まれながら、山梨県の道志川沿いの道を探索(半ばドライブであったが)したときの収穫を紹介するシリーズだ。
ただ、道志川沿いで発見した草ヒロしか紹介していないというわけではなく、神奈川で発見した草ヒロも含まれていることに注意。

ただ道路をサーっと走っただけなので、探索時間は短かったが、中々の収穫が得られたのではなかろうか。

○ トピックス ○

バイオレットバン発見

○ 紹介されたクルマたち ○ (紹介順) 
  

 

○ 撤去された草ヒロ ○
未確認


○ BEST草ヒロ ○
【1st:バイオレットバン】

サイズが大きくなった610ブルが受け入れられない顧客のために開発された、510ブルの実質的な後継者であるバイオレット。その2代目モデルのライトバンを、この探索で発見することができた。

デザインが嘗ての510ブルを彷彿とさせる直線的なデザインを引っ提げて好評を得た2代目バイオレットだが、だからといって草ヒロでよく見かけるかというとそうではない。バンとなると尚更だ。


【2nd:三菱ふそう観光バス】
これは神奈川県で見つけた草ヒロ。

大型観光バスの草ヒロはそうそう見られるものではない。ヤードの中にいた草ヒロというのがいかにも神奈川らしい。

【3rd:無し】
 






『冬枯れの山梨、ミニ探索』
シリーズNo.:052
連載期間:2014年2月13日~同年3月13日
連載回数:5回
連載形式:毎週木曜日/大連載計画PartⅣ
撮影日:2013年3月16日
ジャンル:カー探
紹介台数:5台

【日産:3 スバル:2】
【草ヒロ・放置車:4 現役旧車:1】


○ 概要 ○
寒さの厳しい冬…落葉樹はすっかり葉を落とし、草は枯れ、寂しい景色となった山梨を短時間探索した時の収穫を紹介するシリーズ。
探索範囲も狭く、探索時間よりも移動時間の方が長いというレベルのミニ探索であったが、さすがは山梨といったところか、年式的にも満足で見ごたえもある個体を3台、ちょっとした個体を1台…計4台の草ヒロを発見させてくれた。

しかし、撮影アングルが不完全燃焼な個体しかなかったので、全貌が明らかになるのはまた後程だ。…残念ながら、フロントを撮影する前に撤去されてしまった草ヒロもあったが。。。

○ トピックス ○
無し


○ 紹介されたクルマたち ○ (紹介順) 
  

 

○ 撤去された草ヒロ ○
台(草ヒロ4台中)
【ブルーバードUバン】



○ BEST草ヒロ ○
【1st:ブルーバードUバン】

大ヒットした510ブルよりもサイズが大きくなり、デザインも大陸的なものに変更されるという、海外市場に焦点を当てたモデルチェンジを行ったために不評を買った610ブル。

そのためか草ヒロで見かけることは滅多になく、610ブルバンの草ヒロはこれが初発見であり、2021年1月現在でもこれを含めて計2台しか見つけられていない。

それだけに、フロントもしっかりと撮影しておきたかったのだが、なぜか疎かにしてしまった自分が憎い…。よりによって撤去されてしまったし…。

【2nd:エコー】
このカラーリング…2代目エコーか初代シビリアンかで迷ったが、帰宅後調べたところエコーだということが分かった。

2代目エコーは欠陥車騒動を起こしたものの、問題が大きくなる前に売られていた前期型に関してはなんだかんだでよく見かける。しかし、この当時は山梨県を探索し始めてから1年ほどしか経過していないので、2代目エコーの発見は充分に嬉しいものだった。

ちなみに、こちらの個体については、この5年後のGWに行った探索にて、フロントの写真を手に入れることに成功している。

【3rd:無し】 




 

○ 次回予告 ○
『なんと○○○○を発見!?地元でチャリ探!』シリーズ

地元で発見した超★衝撃的な草ヒロ…ここに降臨…!

その○○○○とやらは一体何なのか…その正体を…来週アナタは目の当たりにする!!

三菱 ミニキャブ トラック

三方開(J-L013P/M-L015P)

L013:1981~82年式

L015:1982~84年式

山梨県にて 2015年4月1日撮影

 

このヤードの中で最も農道側に近くて最も撮影しやすい草ヒロが、この3代目ミニキャブ。

初発見時も、このミニキャブだけは全貌がシッカリと撮影できていました。

初発見時は接近できなかったのでフロントのみの撮影となりましたが、接近できた今回ならリアも撮影できたはずだというのに何故かリア写真がないというプチ悲劇。

このヤード、想像以上に収蔵車両が豪華だったのでついつい撮り忘れてしまったのでしょうが…なんだか勿体ない。。。

 

 

 

三菱 ミニキャブバン

標準ルーフ スーパーデラックス(J-L013PV/M-L015PV)

L013:1981~82年式

L015:1982~84年式

山梨県にて 2015年4月1日撮影

 

このヤードには、550の3代目ミニキャブ(通称:『ヒゲキャブ』)が他にもいたので抱き合わせてご紹介。

世代が同じだけでなく、ワイド55のサブネームが取れたあとの後期型という点も同じでした。

そして朽ち方も似ており、フロントガーニッシュが外れて細かい年式の判別が不能になっています。Mマークの後期型前期モデルかMMCマークの最終型かで型式が異なってくるのですが、ガーニッシュが無くなった以上、どちらかを断定することはできません。

 

ヒゲキャブって、フロントガーニッシュが外れている個体が多いような気が。。。

まあ、この世代のガーニッシュ付きの軽トラ全般に言えることなんですけど笑

 

 

 

三菱 ミニキャブ

(J-L013P/J-L013PV/M-L015P/M-L015PV)

L013:1981~82年式

L015:1982~84年式

山梨県にて 2015年4月1日撮影

 

実はこのヤード…ヒゲキャブが更にもう一台いたのです。

しかも、前の2台と同じくワイド55の名前が取れた後期型。

更に更に。この個体だけはグリルが残っていましたが、手前に物が置かれているので結局最終型なのかそうでないのかが分からないというところまでも同じでした。

しかし…この手前に置かれている、アナログ時計が付いた鉄の箱が一体何なのか妙に気になりますね…。

いすゞ ファーゴワゴン

LS ディーゼル(WFR51DW)

1980~86年式

山形県にて 2015年7月19日撮影

 

草が絡まり、錆がボディ全体にいい感じに回っている草ヒロを発見。

ワンボックスタイプのクルマだということは遠目からでも分かりましたが、光の加減で顔がよく見えなかったため、車種までは分からず。そしていざ近付いてみると、徐々に…徐々に見えてきた姿形。

なんと驚いたことに、その草ヒロは初代ファーゴでありました。

 

ファーゴは、ハイエースとキャラバンが牛耳っている大きめサイズのワンボックスカーのシェアを奪い取ろうとして開発された、いすゞのワンボックスカー。

しかし、ハイエースとキャラバンが熾烈な販売競争の末に築いてきた牙城は、ポッと出のファーゴには到底切り崩すことはできず、販売当初からマイナーな存在だったという悲しいクルマです。早くも2代目にはOEMになってしまいました。

初代のデザインは先進的で挑戦的なデザインが多かったいすゞらしい、当時のハイエースやキャラバンとは一線を画すようなユニークなものでしたが、やはり世の中デザインよりもネームバリュー(信頼性)ということなのか、ファーゴを選ぶ人は少なかった模様。

それにしても1980年の時点でこのデザインとは…かなり凄いと思います。

 

…というわけで、ファーゴはトラック・バン・ワゴン問わず滅多に見られないクルマなので、ファーゴだと分かった時は嬉しかった記憶があります。しかも、ファーゴの中でも特に見かけない前期型というのも好ポイント。

ワゴン車らしいサイドデカールも素敵です。

 

 

『草ヒロ物語』について知りたい方はコチラ
『草ヒロ“撤去”物語』について知りたい方はコチラ
『草ヒロ物語4』/『草ヒロ“撤去”物語4』の登場人物について知りたい方はコチラ

前回のおはなし(『草ヒロ物語4』より)

 

 

博士 「さっきから草滅会の新入りの連中の動向がどうもおかしいんじゃが、一体何が起こっとるんじゃろうな?」

助手 「ホントですよ~!まるでボクらの居場所が筒抜けになっているようじゃありませんか。」

笛吹 「もしかして、コッソリ後をつけられているんでしょうか…?」

清里 「でも、僕たちが絶対草ヒロを見つけるとは限らないし、そんなことしたら自分たちも損だと思うんですけどね~。」

助手 「確かに…」

博士 「東御の奴がおるから安心しとったばかりか、こっちが草滅会の後をつけることだってできたんじゃが、どうにもうまくいかんみたいじゃのう。」

東御 「すっ、スミマセン博士!…まったく、あいつら何を考えてるんだか…?」

笛吹 「たいくんのせいじゃないよ!」

清里 「大気はスパイとして草滅会に通じてるから、その分色々と気を回さなくちゃいけないもんね。大変だと思うよ。」

東御 「すまんな、おまえら…。」(うっ…そんな風に言ってくれるなよ…玲に綾…。)

博士 「わーったわーった。ワシも別にオヌシを責めとるわけじゃないんじゃよ。ただ、何だかしっくり来んというだけじゃ。」

東御 「博士は別に気にしなくていいっすよ。ただ、思う通りの結果が得られなかったというだけで…スパイとして失格っすね…オレ…。」

助手 「まぁまぁ東御くん。そう腐らずに。…よしじゃあ、一旦状況を整理しようか。」

笛吹 「状況~?」

助手 「東御くんは僕たち草研に所属してるんだけど、所属しようと思ったときに、草滅会に新たに入会したキミの彼女さんである松本まりあさんも、東御くんに対して草滅会に入会しないかと誘ってきたんだよね。」

東御 「はい。その通りっす。」

助手 「向こうも誘ってきたのをいいことに、ボクたちは東御くんをスパイとして使うことにしたわけだ。」

東御 「ええ。」

助手 「その諜報活動は、草滅会の居場所を僕たちに知らせると同時に、もし草滅会が発見した草ヒロがあったとすれば、分かり次第それをボクたちに報告して、草ヒロが撤去される前に記録してもらう…といったところだね。」

東御 「そうすね~。」

笛吹 「なるほど~。そーゆーワケだったんだ~。」

清里 「そ~いえば、なんで大気が草滅会から身を隠そうとしているのかって、ちょっと分からなくなりかけてたしね~。」

東御 「おいおいお前らw」

博士 「…そういえば気になっとったんじゃが、草滅会側にはどういう顔でおることになっとるんじゃ?」

東御 「それはですね…草研とは全く関係ない人間で、草滅会には入会はしたけれど、今回の探索には参加していないって感じっすよ。」

博士 「そりゃそうじゃろうな。今回の探索に参加しとったら、オヌシはまずここにはおらんわな。」

助手 「……。」(う~ん、なんだか忘れているような…)

笛吹 「あーっ!」

清里 「どしたのスイちゃん?」

笛吹 「なんかみんな考え事してるからつい見逃しそうになっちゃったけど、あそこに草ヒロがいますよ!」

博士 「なんじゃと!?」

 

 

 

 

 

No.041
トヨタ ハイエース ワゴン
1981~82年式
用途:物置 場所:果樹園
○ 助手メモ ○
ハイエースの草ヒロを、笛吹さんが発見した。ボクは運転と博士たちの会話に気を取られて見つけられなかったけど、複数人で探索をしているとこういう恩恵が得られるのはいいよね。

…ちなみに、今日の探索で2代目ハイエースはこれで3台目になる。しかも立て続けに見つかった。ここまでよく見かけるということは、当時はよほど売れたんだろうなぁ。

この個体はワゴンだけあって、サイドのストライプやカーテンなど、装飾品が豪華だった。物置として使うにしても、カーテンの存在は秘匿性を上げるにはお誂え向きだろうね。

 

助手 「おおっ!本当だ!」

博士 「でかしたぞオヌシ!」

笛吹 「へへへっ、それほどでも~笑」

東御 「そしてまーたハイエースか~w」

笛吹 「またって?…あ、確かに。ライトの形が違うから別のクルマに見えたけど、よくみるとボディの形はさっき見つけた2台の草ヒロとおんなじだね!」

博士 「タイヤが外されて、物置として生き続けていく気概を感じる良い草ヒロじゃのう。状態はよさげじゃが、これは今後の熟成に期待じゃな。」

清里 「タイヤが外されてると、なんかいいことがあるんですか?」

博士 「うむ。例えば、草ヒロは放置を続けていくと地面に埋まっていくんじゃが、タイヤがなければタイヤが地面に埋まるまで待たなくとも安定して物置にすることができるんじゃ。」

清里 「ほほー、なるほど~。」

笛吹 「へぇーっ。そうなんですね~。」

助手 「それに、車高もタイヤが無くなった分低くなるから、腰の低いお年寄りでも中のものを取り出しやすくなるっていう利点もあるんだよ。」

博士 「他にもいくつか利点はあるんじゃが、オヌシらも後学のために考えてみぃ。今度のミーティングで聞くからの。」

清里・笛吹 「はいっ!」

 

前回のおはなし(『草ヒロ“撤去”物語4』より)

 

チャン 「フフーン。またまた会たアルネー?」

清里 「えっ!?」

大月 「何たる偶然でしょ~。」

博士 「また草滅会か!」

助手 「いっ、いきなり来ましたね!草滅会!」(…えっ、東御くん大丈夫!?…ってアレ?いつの間にかいなくなってる…。)

博士 「オヌシら、なぜこうもワシらと遭遇するのじゃ!?ワシらの邪魔をするのも大概にせい!」

松本 「邪魔なんてしてませーん。偶然会っただけだよ、偶然ー。」

原 「ま、完全な偶然というより、遠くの県道からアンタたちの姿が目立ってたから草ヒロも見つけられたってだけなんだけどね…まったく…!」

大月 「そうそう、君ら集団で行動してるから目立ち過ぎなんだよ~。」

チャン 「足りないアタマでちょとは考えるアルー!」

助手 「め、目立ってるのは、そそそっちも同じじゃないですか…!」

松本 「ふん?そんなこと知らないわよ。別にこっちは草研なんかにかまう必要はありませんし、近隣住民に声をかけられたときの対策も万全を期しているわけですから、問題ありませーん。」

助手 「ぐっ…!」

博士 「おのれ…」

笛吹 「でも、本当に後をつけられてるみた~い…。こわいよぉ~…」

清里 「大丈夫だよスイちゃん!僕が付いてるから!」

原 「フン…。ウチら、とんだ濡れ衣を着せられてるようだねェ。…ウチらは別に後をつけたりなんかしてないさね。」

大月 「俺らは草ヒロの気配が分かるし、お前たちがただ目立っている。それだけだよ。」

松本 「なんなら、後をついてきていないことを確認しながら探索して、アンタたちが草ヒロを見つけたら、またアタイたちがその草ヒロの気配を察知して遭遇してあげましょうか?」

助手 「そ、そんなことできるわけないじゃないですか!」

チャン 「それはどうアルカナ~?」

博士 「…よし!オヌシらがそこまで言うなら望むところじゃ!草ヒロの気配を察知してワシらが見つけた草ヒロを見つけてみぃ!」

助手 「ちょっと博士!そんなこと言っていいんですか!?」

笛吹 「もしわたしたちが草ヒロを見つけたとして、それがバレて撤去されても文句は言えませんよ~!」

清里 「それに、草ヒロのためにもならないじゃないですか…!」

博士 「…う…うるさいっ!そんなことあやつらができっこないと思っとるから受けただけじゃ!奴らに恥をかかせるのじゃよ!」

松本 「ふ~ん。面白いこと考えるのねぇ、なかなか。」

原 「…ま、後悔するのはアンタたちだろうけどね、まったく…!」

博士 「とにかく、草ヒロも記録し終わったのなら、ここを去ろうぞ!…そしてオヌシら、絶対後をつけてくるんじゃないぞ!」

大月 「分かってますよ。…なら俺たち、このハイエースの方をずっと見てるから、あなた方はその間にどこへでも行きなよ。」

原 「そうさね。ウチらが本当にハイエースの方を見続けているか確認するために、アンタたちの中から一人、ウチラが視界から消えるまでずっとウチらの方を見ておけばいいじゃないか。」

松本 「アタイたちは1分待つわよ。アンタたちは車なんだし、1分もあったら角を曲がれて結構先へ進めるでしょ。」

博士 「むう。ワシらのことを舐めくさりおって…。行くぞ!」

助手 「はいっ!」

笛吹 チラッ (ちょっとかくれんぼみたいで面白そうね~笑)

清里 コクッ (ね~。博士たちには悪いけど、何だかワクワクしてきたかも~!)

 

つづく(『草ヒロ物語4』へ)

つづく(『草ヒロ“撤去”物語4』へ)

 

 

 

 

――小大笑学園の近くのカフェでなにやら調査を続けていた小布施と飯田は、ちょうどその頃…――

 

前回のおはなし(『草ヒロ物語4』~小布施パートより~)

 

飯田 「あっ、やはり分かりました…!」

小布施 「やっぱり目論み通りだったか?」

飯田 「ええ。ビンゴです。今、twitterを確認したんですけど…」

小布施 「あとは奴からの連絡待ちだな。この情報も本当に正しいかどうか精査してもらわんとな。」

飯田 「これも罠かも知れませんしね。」

小布施 「うむ。奴から連絡が来てそれが正しかったら、このことを清里に報告しろ。」

飯田 「はいっ…!」

 

つづく(『草ヒロ物語4』~小布施パートへ~)

 

 


「この物語と、この物語に登場する団体や登場人物は、全部ひっくるめてフィクションじゃ。実在するものとは、一切関係ないわい。…ちなみに、カチンコを鳴らすときの掛け声は、アクションじゃな。」
「…博士、まだダジャレを言うつもりですか…」
「じゃから、この物語t登場人物はフィクションじゃけど、カチンコを鳴らすときは『アクション!』という掛け声をかけるというのが相場じゃというわけじゃ。ホッホッホッホ!愉快なことじゃて。」
「カチンコって、映画の撮影とかで使うコレ→🎬ですよね。一瞬何のことかはわかりませんでした。」
「意外と知らないものの名前ってあるもんじゃからのう。また一つ賢くなれたんじゃないかの。」