警察沙汰① | kaiブログ

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夕飯を作っている最中に

高2長男から電話が入った。


真顔あいあい

「ちょっと今揉め事があって……
警察沙汰になってるんだよね

真顔………何があった?

「学校帰りにヤンキーに絡まれて
友達が殴られた

真顔よしわかった。
場所はどこだ?
今からすぐにそっちに………


(⁠@⁠_⁠@⁠)
酒飲んじゃった
とうもろこし🌽茹でてる間にチューハイ1本飲んだな俺。
大丈夫か?いや、別の事件になっちゃうからさすがに行けんわな


長男は殴られてはおらずケガもないというので
警察の事情聴取が終わったら帰れるとのこと。

とりあえず帰ってから話を聞くか。


それから2時間後、長男が帰宅。

詳しい話を聞くと………





長男を含む5人の高校生
(A・B・C・D・長男)が
自転車で帰宅中のこと。

住宅街にある公園に
若いヤンキーがバイクでタムロしていた。

変わったバイク(ヤンキー仕様)なので
通りすがりに見ていたら………

1台の原チャリがニケツで追いかけてきて

「テメェ何見てんだよ」と
Aの自転車にケリを入れた。

そこで5人は停まり自転車を降りる。

いや、別に見てないってと言った
Bが金髪ヤンキーに鼻を殴られる。

いやいや殴るのは違うでしょと
長男が身体を張って2人の間に割って入る。

Bが殴られたことに怒ったCが
いや見てないっすけど?
とややオラついた感じで食ってかかり

金髪ヤンキーはCのことも
2〜3発殴りさらにケリも入れる。

長男はそこにも割って入り止める。

「テメェらがジロジロ見てっから
こっちはムカつくんだよ💢」

長男が金髪を止める。

いや別に俺達はそんなつもりはなかったけど
それでムカついたんなら謝ります、
ごめんなさい

「ふざけんじゃねえぞテメェ」

いやホント俺達そういうつもりじゃないんで
ごめんなさい

殴られた3人は興奮状態。

Aは「殴っちゃダメでしょー!
殴ったらダメだよあんたー!」と叫び

BとCも暴力を受けたので臨戦態勢。

Dは少し離れたところにいる。

長男が双方の間に入ってなだめまくる。


その後
ヤンキー組のリーダーが遅れてやってきて
金髪ヤンキーを止める。

「お前なにやってんの?殴ったの?殴っちゃった?あ〜あバカだねお前ー」

そしてリーダーは長男達に向かって言う。

「あんたら○○高生だよね。どうする?俺そっち側につこうか?俺だったらこいつ止められるけど。」

金髪「いや、それは……」

「どうする?こいつぶっ飛ばそうか?」

金髪「いやマジ勘弁してよ💦」

それでとりあえず場は収まった。

そこでDがやってきて、
「警察呼んだから」と。

たまたま近くを犬の散歩で通りかかった女性がいて、暴行現場の一部始終を目撃。
Dに「警察呼ぼうか?」と言って
通報してくれたらしい。

ヤンキーのリーダーが金髪が言う。

「ちっ。やべえな。俺もお前も警察には厄介になってるからな」

その後ヤンキー集団はなんとなく和解の雰囲気を醸し出し、警察が来る前に退散した。


そしてしばらくしてパトカー3台
お巡りさん6人ほどが駆けつけ、
5人に事情聴取。


長男が私に連絡してきたのはその時だ。


家に帰ってきた長男が言う。

「いやー俺も殴られるかと思ったよ。ヤンキーとAの間に割って入った時はいつぶん殴られるかと超ビビった〜!」

その日我が家はその話題でもちきり。
長男も興奮気味。




そして翌日、
事態はまた違う方向へ向かう。


つづく。