吉備巡礼① 「岡山県赤磐市是里」 | かいぞうのブログ

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さて、今回は、

自分のルーツを探る旅の一つとして、母方の里を訪ねてきました。
 
わしの母は岡山県赤磐市是里(これさと)という地の生まれで、そこは車だと中国縦貫道の美作インターを降り、美作三湯の一つ“湯郷温泉”街を抜け、姫路方面へ40分ほど走ると着く。

 

 是里の地は、旧住所を赤磐郡吉井町山方村大字是里といい、

古来から吉備国山方と呼ばれる一帯の地で、まさに山の中にひっそりとある集落である。

 昔からの言い伝えでは、神代の時代に須佐之男(スサノヲ)命が八岐大蛇(ヤマタノヲロチ)を斬り倒した霊剣“十握剣”(とつかのつるぎ)を“血洗いの滝”で禊ぎ給わった場所となっているらしい。

  (このあたりの話は後に詳しく書くつもりです)

 

 

 是里を頂く山の麓には、「飯岡(ゆうか)」「周匝(すさい)」などの町があるが、この地の地図を見てもらうと分かるように、ここ一帯は岡山三大河川の一つである吉井川と、吉野川の合流する場所で、吉井川は瀬戸内海へ流れ込んでいて、昔は水運の要所であった。地名にも「倉敷」「倉地」などが残っていて、場所一帯は交易などによる荷物の集積場所であった名残がある。

 

 

 こうした地理的条件を考慮しつつ、順次 この地の歴史を探ってみようと思います。(自分の為にも^^)